10月5日から運行を開始した「KEIKYU OPEN TOP BUS」に乗車してきました。
まずは品川駅から京急電鉄で、終点の三崎口駅へと向かいます。
今回、利用した切符はこちら。
「みさきまぐろきっぷ」です。
オープントップバスに乗車するためには、この切符に付いている「三浦・三崎おもひで券」が必要です。「みさきまぐろきっぷ」は「電車&バス乗車券」「まぐろまんぷく券」「三浦・三崎おもひで券」の3枚つづりで構成されており、オープントップバスは加盟店舗・施設の中から一つを選べる「おもひで券」の選択肢の一つです。
(※「みさきまぐろきっぷ」はオープントップバスが発着する三崎口駅や、都内の泉岳寺駅では購入出来ないのでご注意下さい)
三崎口駅に到着しました。向かった先は「KEIKYU OPEN TOP BUS 案内所」です。
ここで「三浦・三崎おもひで券」を「座席指定乗車券」に引き換えます。
私が訪れた2017年10月現在、オープントップバスは全3便が運行されており、10時30分発と12時30分発が城ヶ島への片道コース、15時00分発が城ヶ島経由の周遊コースとなっています。案内所が10時00分にオープンすると、各コースの「座席指定乗車券」の交換が始まりました。座席数は各便共に42席。事前予約はなく先着順です。平日とあってか、この日は全ての便で余裕がありました。
乗車は発車時刻の10分前からです。既にバスは到着していたので撮影タイム。
オープントップバスのデザインは、京急電鉄の看板車両2100系をイメージしています。乗車する観光客だけではなく、地元の方もスマートフォンのカメラを向けていました。
「KEIKYU OPEN TOP BUS」
三崎口駅 10時30分発
乗車時刻になりました。ガイドさんに「座席指定乗車券」を見せて車内へと進みます。
時間があったので、車内を撮影させて頂きました。
1階客室の様子です。座席とヘッドカバーは京急電車2100系の生地を使用しています。外観だけでなく内部にもこだわりを感じます(^^)
(※1階の座席指定乗車券は配布していません)
車号銘板も2100系と同様のデザインでした。
こちらが2階席。42席が用意されています。
屋根のない、オープントップバスです。
京急電車の停車駅案内が貼られていました。遊び心が満載ですね。
さて、そろそろ発車の時刻です。ガイドさんによると、本日の乗客は6名。座席は指定されていますが、「空いているのでお好きな座席へどうぞ」と配慮してくれました。
バスは定刻通りに発車しました。
城ヶ島へは何度もドライブをした事があります。なので、三崎口駅からずっと国道や県道を走るのかと予想していましたが、そうではありませんでした。路線バスが通らない岩室山方面の畑道へと向かいます。
素晴らしい眺めです。標高の高い場所にいると、青い海を背景に、緑色に染まった大地を見る事が出来ます。
ガイドさんの案内を聞きながら、ゆっくりとこの丘を降りていきました。
「ここからは路線バスが走る区間です。バスとすれ違うかもしれません。」
そのようなガイドさんの言葉通り、三浦海岸駅行きのバスがやってきました。
バス同士がすれ違うと、2階建てバスの高さがよくわかります。
いよいよ海が目前に見えてきました。宮川湾です。
そしてクライマックスとなる城ヶ島大橋を渡ります。
手前が三崎港。湾を挟んで奥が城ヶ島です。
左を見ると青い海。右を見ても青い海。上を見上げると青い空。吹き込む風は爽やかです。
城ヶ島大橋を渡り終えると、円を描いて標高を下げました。先程渡った城ヶ島大橋が頭上に見えます。
漁港の脇を走ると、まもなく終点の城ヶ島です。約30分間のショートトリップでした。
終点の城ヶ島に到着。降車した乗客らは、ここでも撮影タイムです。
「かわいいバス!」なんて、女性の方が声を上げていたのが印象的でした。
その後は「まぐろまんぷく券」を使って、お腹を満たしました。旨い♪
城ケ崎灯台を見学して
海に向かって深呼吸!
そんな城ヶ島へのオープントップバスの旅でした。
何度も訪れた事がある城ヶ島も、2階建てオープントップバスで訪れると、これまで感じた事のない新しい発見がいくつもありました。次に来る機会があれば、15時00分発の60分間周遊コースに乗車してみたいです。
<撮影2017年10月>
※4歳未満は乗車できなかったり、雨天・荒天・定期点検・メンテナンスでの運休、飲み物は蓋の付いたもの(ペットボトル・水筒)のみ可能…等々、オープントップバスならではの注意事項があります。利用を予定している方は事前に京急電鉄のホームーページ、パンフレット等をご確認ください。オープントップバスの運行状況や当日の混雑具合もネットからわかります。