小田急シティバス 新宿木更津線「アクアライナー」
バスタ新宿10時10分発
今回のバス旅は、突然決まりました。
ある日、新宿で撮影していると、小田急シティバスのMS8系エアロクイーン5206号車が木更津から到着するのを目撃しました。バスタで見かける機会の多かった「アクアライナー」用の貸切転用クイーンも、気が付けば最後の1台です。木更津なら距離も近いので、いつでも乗車出来るという感覚でいましたが、新車の2006号車が入ったあたりから、稼働率が下がっているような気配を肌で感じていました。
「乗れるうちに乗っておこう」
エスカレータに乗り、4階のターミナルへと向かうのでした。
この日は上り便で遅れがあったようで、所定ではバスタ3階で行われる降車扱いが4階に変更されました。準備が済むとA3のりばに据え付けられます。
運賃は後払いです。運転手さんの丁寧な案内に従い、スーパーハイデッカーの階段を一段一段と昇りました。
スーパーハイデッカーからの眺め(^^)
車内の様子です。
バスは10時10分にバスタ新宿を発車しました。
このボディに、この乗り心地。懐かしいというか、ホッとするというか、言葉に出来ない心地よさを感じました。考えてみると、MS8系エアロに乗車したのは久しぶりのようなな気がします。最近は、MS9系エアロやJBUS製のセレガ・ガーラばかりに当たっていましたから。
初台の交差点を2サイクル待ち、左折後は首都高速中央環状線の山手トンネルへと向かいます。
せっかく眺望の良いバスに乗車しているのにトンネル区間なのは残念ですが、右へ左へと曲線を描く道路形状がよくわかりました。
約11分間のトンネル走行を終えると、東海道新幹線の東京第二運転所を見下ろし、首都高速湾岸線へと進みます。
続いて、羽田空港を通過しました。新宿発車から約30分。順調な道のりです。
浮島JCTからは、開通20周年を迎えた東京湾アクアライン。再び長大トンネルです。
海ほたるを通過すると、海上の高架部になりました。
天候は曇り。贅沢を言えば、晴れていて欲しかったのですが、この車に乗車出来ただけでも良しとします。
木更津方向に向かって高度を下げる、この景色をスーパーハイデッカーから見てみたかったのです♪
そして、高速を降りて、木更津金田バスターミナル。
続いて、袖ケ浦バスターミナル。
パーク&ライド型バスターミナルを2つ経由し、淡々と走ると・・・
終点の木更津駅西口に到着。久々にMS8系エアロを堪能したバス旅になりました。
最後に、MS8系エアロのフルモデルチェンジは、セレガ・ガーラのフルモデルチェンジから2年後でした。旧セレガ・ガーラは世代交代が進み、大手バス事業者を中心に見かける機会が減っていますが、MS8系エアロなら、それらと比べて2年分の猶予があります。とは言っても、距離を走る夜行仕様は代替サイクルが早いですし、京王バスのように2006年式にとどまらず、最終年式の2007年式までをも代替し始めている事業者もあります。
ただでさえ、MS8系エアロが減っている現状において、とりわけ、MS8系クイーンに乗れるチャンスは少ない。
そう考えたとき、新宿~木更津間という手頃な区間でMS8系クイーンに乗車出来るのは、幸運レベルを超えて奇跡に近いようにも感じました。
5206号車。私の記憶に残る車両になりそうです。
<撮影2018年4月>
バスタ新宿10時10分発
今回のバス旅は、突然決まりました。
ある日、新宿で撮影していると、小田急シティバスのMS8系エアロクイーン5206号車が木更津から到着するのを目撃しました。バスタで見かける機会の多かった「アクアライナー」用の貸切転用クイーンも、気が付けば最後の1台です。木更津なら距離も近いので、いつでも乗車出来るという感覚でいましたが、新車の2006号車が入ったあたりから、稼働率が下がっているような気配を肌で感じていました。
「乗れるうちに乗っておこう」
エスカレータに乗り、4階のターミナルへと向かうのでした。
この日は上り便で遅れがあったようで、所定ではバスタ3階で行われる降車扱いが4階に変更されました。準備が済むとA3のりばに据え付けられます。
運賃は後払いです。運転手さんの丁寧な案内に従い、スーパーハイデッカーの階段を一段一段と昇りました。
スーパーハイデッカーからの眺め(^^)
車内の様子です。
バスは10時10分にバスタ新宿を発車しました。
このボディに、この乗り心地。懐かしいというか、ホッとするというか、言葉に出来ない心地よさを感じました。考えてみると、MS8系エアロに乗車したのは久しぶりのようなな気がします。最近は、MS9系エアロやJBUS製のセレガ・ガーラばかりに当たっていましたから。
初台の交差点を2サイクル待ち、左折後は首都高速中央環状線の山手トンネルへと向かいます。
せっかく眺望の良いバスに乗車しているのにトンネル区間なのは残念ですが、右へ左へと曲線を描く道路形状がよくわかりました。
約11分間のトンネル走行を終えると、東海道新幹線の東京第二運転所を見下ろし、首都高速湾岸線へと進みます。
続いて、羽田空港を通過しました。新宿発車から約30分。順調な道のりです。
浮島JCTからは、開通20周年を迎えた東京湾アクアライン。再び長大トンネルです。
海ほたるを通過すると、海上の高架部になりました。
天候は曇り。贅沢を言えば、晴れていて欲しかったのですが、この車に乗車出来ただけでも良しとします。
木更津方向に向かって高度を下げる、この景色をスーパーハイデッカーから見てみたかったのです♪
そして、高速を降りて、木更津金田バスターミナル。
続いて、袖ケ浦バスターミナル。
パーク&ライド型バスターミナルを2つ経由し、淡々と走ると・・・
終点の木更津駅西口に到着。久々にMS8系エアロを堪能したバス旅になりました。
最後に、MS8系エアロのフルモデルチェンジは、セレガ・ガーラのフルモデルチェンジから2年後でした。旧セレガ・ガーラは世代交代が進み、大手バス事業者を中心に見かける機会が減っていますが、MS8系エアロなら、それらと比べて2年分の猶予があります。とは言っても、距離を走る夜行仕様は代替サイクルが早いですし、京王バスのように2006年式にとどまらず、最終年式の2007年式までをも代替し始めている事業者もあります。
ただでさえ、MS8系エアロが減っている現状において、とりわけ、MS8系クイーンに乗れるチャンスは少ない。
そう考えたとき、新宿~木更津間という手頃な区間でMS8系クイーンに乗車出来るのは、幸運レベルを超えて奇跡に近いようにも感じました。
5206号車。私の記憶に残る車両になりそうです。
<撮影2018年4月>