以前から気になっていた中国料理店、「名鉄菜館」に行ってきました。
「名鉄菜館」があるのは、東名高速道路の御殿場インターとJR御殿場駅との中間です(御殿場インターの方が若干近い)。箱根や河口湖へ向かう高速バスがお店の前をバンバン通るので、このブログの読者ならば「見た事ある!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
「名鉄」という名前からして、愛知県を中心に走る名古屋鉄道と関連があるのでしょうか。
実際にネットで調べてみると、関連は大アリでした。今でこそ名鉄グループの子会社ですが、1969年、名鉄グランドホテルが本格中国料理店「名鉄菜館」を御殿場にオープンしたのを始まりに、一時は名古屋鉄道(レストラン事業部)が直営していた時代もあったようです。実は50年の歴史を持つ老舗料理店だったんですね。
ちなみに中京圏に「名鉄菜館」はありません。この御殿場のお店が全国唯一無二の店舗です。
自動ドアが開くと、シーサーがお出迎え。
鉄道系の中国料理店という事で、駅前の中華屋さんに入るぐらいの気持ちで来てみたものの、予想外の格式の高さに恐れをなします。正直、引き返そうかと思いましたが、せっかく御殿場に来たのだからと勇気を出して入店してきました。
平日にも関わらず、店内は混雑の模様。名前を書いて待つこと約15分。「1名でお待ちの〇〇さま」と呼ばれ、2階へと案内されました。
平日ランチなので、価格はそこそこリーズナブル。税込み1598円の菜館ランチセットを注文します。
「お茶でございます」「ご飯でございます」「スープでございます」とウェイターさんが丁寧に配膳して下さいました。
50年の歴史、平日なのに満席の店内。これで美味しくないハズがありません。昼からこんなに贅沢していいのだろうかと、あまりの美味しさにウットリしてしまいました♪
冗談ですが(名鉄なだけに)メニューに「パノラマ定食」や「パノラマDX定食」があったりとか、卓上の呼び出しボタンを押すとミュージックホーンが流れたりとか、そういう軽いノリで御殿場に向かいましたが、ここまで本格中華だったとは思いませんでした。
デザートはレモンを絞った杏仁豆腐でしめました。(セットに含まれています)
なかなか1人では入りにくいお店でしたが、味や雰囲気は大満足。特に平日のランチはコスパがいいのでオススメです。東名御殿場のバスストップから余裕で歩ける(5~8分程度)ので、バス旅と組み合わせても良さそうです。
追伸:コメント反映遅れますm(__)m