埼玉県新座市にある、ひばりヶ丘駅北口です。西武バスが発着します。
西武池袋線、ひばりヶ丘駅北口のバスターミナルです。
ターミナルは、バスの発着場と、コンビニエンスストア、バス操車場(左奥にチラリとバスが見えます)で構成されています。
北口のバスターミナルとは言いますが、実際には、ひばりヶ丘駅とバスターミナルとの間には距離があり、徒歩で約3分ほどかかります。
長年このように離れた形態でしたが、2019年3月16日に、ひばりヶ丘駅北口ロータリーが完成し、バスが駅前まで乗り入れる事になりました。よって、このバスターミナルは役割を終える事になります。(操車場機能は残るかもしれません)
バスターミナルの中より撮影。
広告看板がターミナルの雰囲気を盛り立てます。
どういった経緯で掲出されたのかはわかりませんが、のりばには「新座市内の農園案内」が掲出されていました。
のりばは2バース。
まずは1番のりば。ひばり71系統の朝霞台駅行きです。
時刻表は2019年2月現在のもの。
ひばりヶ丘駅北口と、東武東上線と武蔵野線が発着する朝霞台駅(武蔵野線は北朝霞駅)とを結びます。
続いて、2番のりば。ひばり73系統の志木駅南口行きです。
時刻表は2019年2月現在のもの。
ひばりヶ丘駅北口と、東武東上線の志木駅とを結びます。ひばり77系統の新座営業所行きもここから発車です。
ここからはバスの動きを見てみましょう。
ひばりヶ丘駅北口行きがターミナルにやって来ました。
バスターミナルの敷地に入ります。
降車扱いは、この場所で行います。
バスを降りた乗客たち。
乗客を降ろしたバスは、ぐるりと転回。
操車場の駐車スペースに合わせ・・・
バックして駐車します。
続いて、操車場から朝霞台駅行きが出てきました。
1番のりばに到着。朝霞台駅行きが乗車扱いを行います。
発車時刻になり、乗客を乗せたバスが発車しました。
3系統合わせて1時間に10便程度発車(平日日中)するので、バスの行き来は頻繁に見られます。
新座市のコミュニティバス「にいバス」も転回のためにバスターミナルに入りますが、ここでの発着はありません。乗降は公道で行います。
バスターミナルから、3月16日に駅前ロータリーが完成する、ひばりヶ丘駅北口方向を望みました。
数百メートルの延伸ですが、これまでの北口バスターミナルは埼玉県、ひばりヶ丘駅は東京都なので、さりげなく県境越えとなります。
ちなみに、北口バス停が駅前ロータリーに移転する事により、これまでの北口バスターミナル付近には、新たな停留所「栗原五丁目」が設けられる事になりました。
駅前ロータリーの完成と同時に、駅に繋がる道路も開通します。
駅前では、新たなバス停留所の工事が進んでいました。
「ひばりヶ丘駅 バス停が駅前に!!」
こんなラッピングバスも登場しました。駅前ロータリーの完成に力が入っています。
これまでのターミナルも、コンビニが併設され、使い勝手はよかったと思いますが、駅前にバスが乗り入れる利便性には敵わない事でしょう。
駅前ロータリーへの乗り入れおめでとうございます。そして、今までのターミナルはお疲れ様でした(^^)
<撮影2019年2月>