2012年8月29日の広島発より、中国バスの「ドリームスリーパー(広島・福山〜町田・横浜)」の運行が始まりました。車両はヒュンダイ製のユニバース2012年モデル。
横浜駅東口駅前で時間調整を行う「ドリームスリーパー」、川崎鶴見臨港バスと並びます。
横浜駅東口のバスターミナル14番のりばに到着しました。
運転手さんに「フラッシュで撮ると色がかわるよ」と教えて頂き、試してみると…
このように文字が白色に変わりました。面白い仕掛けだと思います。
14席しかない豪華仕様のバスです。ドアの前に踏み台を置くなど、乗客思いのサービスが感じられました。
20時20分、横浜駅を発車。この後、町田バスセンターを経由し、明朝に福山駅前、広島バスセンター、広島新幹線口まで向かいます。
「ドリームスリーパー」は、乗客に「最高の眠りと上質なリラクゼーション」を届ける事をメインコンセプトに開発されました。座席は1列-1列の単独2列仕様とし、座席数はわずか14席。特に4席しかないゼログラピティシートはNASAの理論に着想を得た浮遊感を感じながら「深眠」出来る座席で、アイマスクや歯ブラシ、スリッパなどアメニティグッツも付いてきます。他にも「さくら色のLED」や「ウェルカム・アロマ」、「イオン発生器ナノイー」など、様々な装備があります。
運賃は横浜駅〜広島新幹線口の片道でゼログラピティシートが14000円(デビュー記念価格)、エグゼクティブシートが12000円です。同区間を走行する3列独立シートの「メイプル・ハーバー」が11700円ですので、早割や学割などを使わなければ、わずかな投資で2列独立仕様のバスに乗車する事が出来ます。
中国バスの「広島・福山〜町田・横浜」間の夜行バスは、2011年9月23日〜12月20日の間、「メイプルハーバー」を新車の4列シートによる運転とし、運賃を片道7000円(早割6300円)に値下げした事があります(その時の記事はコチラ)。常に乗客のニーズを探す中国バスの前向きな姿勢は、高速乗合バスとしては最高の豪華仕様バス「ドリームスリーパー」という新しい答えとなりました。
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