正月のお休みに、松本まで観光に行って来ました。
普段なら高速バスで行くところですが、今回は珍しく鉄道を利用。E353系「あずさ号」初乗車です(^^)
趣味的には古い車両を追いかけてしまいますが、新しい車両もいいですね。
急勾配でもグングン登っていくし、カーブの手前では床下から「ツーーー」とバネに空気を送りこむ音が聞こえて車体傾斜(?)。さらにフルアクティブサスペンションで動揺を押さえます。作られた乗り心地という感じはしますが、かなり完成度の高い車両だと感じました。特にモーターのない車両の静寂性は素晴らしかったです。
今は期間限定で、車内のFREEWi-Fiを活用したコンテンツの提供が行われています。高速バスではWILLERが昼行便でサービス展開していますが、このようなサービスは今後広く普及していくのでしょうか。
鉄道の良さを実感した松本までの2時間40分弱でした。
高速バスにとって、昨年のE353化&速達性向上ダイヤの影響はあったのかどうか、気になるところです。
松本に到着したところで、早速お昼ごはん。
老舗の手打ち蕎麦を頂きました。混雑による順番待ちでしたが、待っただけの価値ある美味しさでした。
昼食を済ませると、歩いて松本城へ。
何度も書いていますが、最近は観光地へ行く度に「日本は観光の国になったな」と実感をします。
20年前、同じような時期に松本城を観光しているのですが、当時は行列など大してなくガラガラでした。それが今では入場まで20分待ちです。様々な言語の言葉を耳にしました。インバウンドの方々の存在が、地方経済に潤いを与えてくれている一面があるのは間違いありません。活気がまるで違いました。
さて、城内に入り、階段を上って最上階の天守六階へと向かいます。
景色を眺めていると、遠くにアルピコ交通の路線バスが見えるではありませんか!
脊髄反射的にレンズを向けて「カシャ!」と1枚。
実はココ。城を攻めてくる敵を鉄砲で攻撃する「鉄砲狭間」なんです。
目標に狙いを定めてワンショット。やっている事は戦国時代と変わりません(笑)
平和利用させて頂きました(^^;)
残った時間は、松電(もう死語でしょうか?)に乗車して新島々一往復。
ピークの過ぎた新島々はバスの台数も少なくて冬眠といった感じです。
この時期は、スキー場のある乗鞍高原や白骨温泉の他に、安房トンネルを抜ける飛騨高山くらいしか、観光に使えるバスの発着はありません。
日が暮れると、白骨温泉からのバスが新島々に到着しました。それでも、7~8人はバスから降りてきたと思います。
帰りの松電は、松本駅に近づくにつれて乗客は増え、最後は立ち客もいました。思った以上に乗客がいてビックリです。
ホテルに入庫すると、ロビーのマガジンラックに「高速バス時刻表」を発見!(凄いぞ、リッ〇モン〇ホテル)
「JR時刻表」を見かける機会は幾度とありますが、「高速バス時刻表」とは珍しい。最近はそのような需要があるのでしょうか。
翌日は、タウンスニーカー(「水玉乱舞号」が来ました)に乗車したり・・・
博物館巡りをしたりと・・・
ぷらぷらと松本の街を満喫しました。
最近は、松本へ行く機会はあっても、乗り継ぎだったり、撮影だったりと、観光する機会がなかったので、久々に松本の街を歩いた気がします。
~ おまけ ~
引き寄せられるように立ち寄った松本BTで発車案内を見ると、新宿松本線が4号車まで出ていました。