2019年12月1日のダイヤ改正から、東京~高知間を結ぶ「ドリーム高知号」は、新たに徳島を経由し「ドリーム高知・徳島号」と名称が変わりました。
車両はJR四国バスとJRバス関東の隔日担当となっており、どちらも2階建てバス、エアロキングでの運行となっています。
今回は、その2つの事業者のエアロキングの違いを紹介したいと思います。
まずはJR四国バスのエアロキング。
2クラス制となっていて、2階が「3列シート」、1階が「4列シート」の配列です。
かつて1階スペースに設置されていた「プレミアムシート」は撤去し、新たに「4列シート」が設置されました。
続いて、JRバス関東のエアロキング。
3クラス制となっていて、2階が「プレミアムシート」と「3列シート」、1階が「4列シート」の配列です。
これらの車両は交互に運行されるので「ドリーム高知・徳島号」では、「3列シート」と「4列シート」は毎日、「プレミアムシート」は隔日で設定されています。
また、女性専用席の設定にも違いがあり、JR四国バス担当の日は「3列シート」に、JRバス関東担当の日は「4列シート」に、それぞれ設定されるのが特徴です。
余談ですが、「プレミアムシート」を撤去して「3列シート」と「4列シート」仕様に改造したエアロキングは「ドリーム高松号」でも運用されています。
「ドリーム高松号」は、JR四国バスのみの運行で、「3列シート」(エアロエース)の運行日と、「3列シート」と「4列シート」(エアロキング)での運行日が、交互に設定されています。
~JR四国バス エアロキング~
「ドリーム高知・徳島号」 694-8950 高知230あ8950
「ドリーム高松号」 694-9904 香川230あ9904
一時期は東京への乗り入れが激減したJR四国バスのエアロキングですが、ダイヤ改正&車両仕様の変更により、再び東京路線での定期運行が復活しました。