2022年8月1日、池袋と成田空港を結ぶ、低価格直行バス「成田シャトル池袋線」が運行を開始しました。
運行事業者は、WILLER EXPRESS、京成バス、国際興業、リムジン・パッセンジャーサービスの4事業者で、予約はウィラートラベルが取扱います。運賃は、大人片道1900円。ただし、出発24時間前まで予約可能な「早得プラン」(席数限定)で事前決済すると、1500円で利用する事が出来ます。
また、利用当日でも出発時刻の20分前までネットで予約・決済する事が出来るほか、航空機到着遅延等により、事前予約した便に乗車出来ない場合でも、自動で予約がキャンセルされる「便指定予約サービス」が適用されます。
池袋駅の停留所は、西口7番のりば。
東京芸術劇場のある、池袋西口公園のバスターミナルを発着します。
新たに「成田空港 行」の表示が加わった7番のりば。
スパクルが描かれたピクトグラムのせいか、10年や20年以上前から運行している路線のようにも見えてしまいます。
ちなみに「成田シャトル池袋線」の停留所は、駅前通りの91番停留所ではないので、注意が必要です。
以下、今回撮影出来た、運行4事業者の車両を紹介します。
京成バス
京成バスの車内
国際興業
国際興業の車内
WILLER EXPRESS
WILLER EXPRESSの車内
リムジン・パッセンジャーサービス
リムジン・パッセンジャーサービスの車内
「成田シャトル池袋線」の運行開始を記念して、池袋西口公園ではセレモニーが執り行われました。
テープカット。
この「成田シャトル池袋線」は、本来は2020年の春に開業予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の蔓延に伴い、開業が延期されてきたそうです。また、かねてより池袋駅と成田空港とを結ぶバス路線を望む声も大きかったのだとか。(※これまで池袋駅と成田空港とを結ぶバスは、深夜帯に1往復の東京空港交通便があるだけでした。(運休中))
式典では「ようやく、ようやく私達、地元の念願が叶って成田への直行・・・シャトル運行」と、豊島区長の気持ちのこもった熱い言葉もありました。豊島区としても期待のかかる新路線です。
ちなみに、豊島区は2022年10月1日に区制施行90周年を迎えるそうです。
WILLER EXPRESSの車両には、記念ロゴの掲出が行われていました。
「成田シャトル池袋線」の前面札にも、豊島区のシンボルマークが描かれています。
「成田シャトル池袋線」は、上下便あわせて、計18便運行でスタート。
今後の活躍が期待されます。