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青春エコドリーム号 JRバス関東

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青春エコドリーム号 JRバス関東
東京駅八重洲南口 22時40分発

2011年12月 東京駅八重洲南口から大阪駅バスターミナルまで青春エコドリーム号の旅行記です。



仕事が終わり、夜の銀座へ。新橋付近に銭湯があるのだ。ビルの中にある銭湯、身体の垢を落として43℃の湯に浸かる。

「あ〜極楽♪極楽♪気持ちイイ(*^_^*)」



ポカポカの身体でネオンが輝く銀座の街を歩く。停車している車は高級車ばかり。お店のウィンドウにディスプレーされているのは6桁の値札の付いたアクセサリー。なんだか優雅な気分。これから夜行バスの旅が始まる。

…「青春エコドリーム号」なんですけどね(汗)

これからリーズナブルな格安夜行便に乗るとは思えないような場所からスタートした今回の大阪への旅です。「プレミアムドリーム号」なら、もうちょっと格好がついたかな?(^^ゞ



新橋の中華屋さんで夕食をとり、東京駅八重洲南口にやってきました。私が乗車するのは「青春エコドリーム15号」、車両はJRバス関東の三菱ふそうエアロキング。このブログの乗車記では初のエアロキングとなります。



発車10分前に改札が始まりましたが、乗客が多くて改札に時間がかかっています。行列が途切れ、最後の乗客が乗車したのはもう発車の時間。さすがエアロキング、この行列をすべて吸い込むとは。4列×13列、しかも2階建てという大量輸送用に設定された車内です。シートピッチは広くはありませんし、毛布もありませんが、とにかく安く移動したい人にはピッタリな便だと思います。早割5+ネット割で3430円。東京〜大阪間をこの運賃で移動出来るなんて夢のようです。それでもリクライニングはそれなりにするし、カーテンも厚手のもので外の灯りは入ってきません。ちゃんと夜行用に作られているのだなと感心しました。

発車後は、徐々に消灯。本格的な消灯は足柄サービスエリア後との事です。



日付が変わった24時17分、足柄サービスエリアに到着。20分間の休憩です。「青春エコドリーム13号」、「青春エコドリーム15号」、「青春エコレディースドリーム511号」の3台が並びました。さすがに似たようなバスが3台も並ぶと、自分のバスがどれなのか悩んでいる人も見かけました。ちなみに東京駅八重洲南口を30分前に発車した「青春エコドリーム13号」が同じ時間に並んでいるのは、あちらは東京駅八重洲南口を発車した後に新宿駅新南口(代々木)を経由しているから。今回は4列の格安夜行に乗車するので、少しでも乗車時間が短くなるよう直行便をセレクトしました。経由便だと乗車地が多くて利便性が高いのですが、その分所要時間も延びてしまいがちです。東京駅八重洲口からドリーム号に乗車する時は、経由の有無を確認するのも快適に乗車する術かもしれません。

と、いう訳で発車後は消灯になりました。明朝までおやすみなさい…zzz



私は夢の中ですが、大阪駅JR高速バスターミナル到着後に撮影した車内の様子を紹介します。先ほども書きましたが、2階は4列×13列のリクライニングシート、トイレは1階にあります。便によっては「青春エコドリーム号」でも4列×12列の車両もあります。



リクライニングした状態。隣席との肘掛は固定式です。



今回の旅ではハンズで試しに空気枕を買ってみました。実際に使ってみて、リクライニングしない状態では邪魔でしたが、深くリクライニングすると首が固定されて寝やすくなりました。空気を抜けば小さくなるので持ち運びにも便利です。




・・・・06時00分、車内の灯りがほんのりと点灯して、おはよう放送がはいりました。まもなく千里ニュータウン。



そして終点の大阪駅JR高速バスターミナルに到着しました。

はじめての青春系ドリーム号という事で身構えてしまった部分もありましたが、それなりにくつろぐ事が出来ました。もっとも昔は大垣夜行の165系ボックス席で夜を明かしたり、座席がとれずに名古屋まで立ちながら眠って行った事もあります。あの大垣夜行に比べれば13列の4列リクライニングシートなんて夢の乗り物!そう気が付いたら、4列の夜行でも苦にならなくなりました。気の持ちようも快適な乗車への術なのです。

<撮影2011年12月>

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