乗車ホームは1番から5番のりばまであります。
手書きの時刻表。
2番のりばには名護バスターミナルから北部地域の本部半島沿岸を循環する琉球バス交通の66番が停車しています。
こちらは高速バスが発着する5番のりば。那覇バスの那覇空港行き111番が停車中です。名護バスターミナルと那覇を結ぶ路線は大きく分けて3タイプあり、上記の高速経由(111番)の他、一般道で東シナ海側を経由する名護西線(20/120番)、一般道で太平洋側を経由する名護東線(77番)があります。
手前4番のりばに停車しているのは、本部半島を縦断して美ら海水族館で有名な海洋博公園方面へと向かう70番。奥の1番のりばには77番の名護東線が見えます。
一般道を経由して名護と那覇を結ぶ77番名護東線。路線長が長く、経由や時間帯によっては3時間以上の所要時間がかかります。
名護バスターミナルを発車しました。先ほど発車した高速経由の111番が那覇バスターミナル付近の旭橋まで1時間32分なのに対し、こちらは那覇バスターミナルまで2時間50分かかります。(全線乗るのはバスファンぐらい?)
名護バスターミナルの敷地のほとんどを占めるのはバスの駐待機場。
たくさんのバスが駐車されています。私が初めて名護バスターミナルを訪れた時は、まだ730車(右側通行だった沖縄の道路が1978年7月30日から左側通行に変更され、その日から運行を開始した車両)が現役でした。時代の流れと共に車両も変わりましたが、名護バスターミナルの雰囲気はそのままです。
このようなバスに乗車出来るのも沖縄ならでは。
敷地内にはバスの整備工場もあります。
大きな敷地に大量のバス。華を添える売店に食堂。那覇へ3路線の大動脈。そして北部地域へのバスの拠点…etc。名護バスターミナルが担う役割は数知れません。個人的にも思い入れのあるバスターミナルです。
<撮影2011年2月>