新潟交通 池袋〜新潟線
小千谷18時20分発
2011年11月、小千谷から池袋駅東口まで「池袋〜新潟線」の旅行記です。
ここは新潟県、上越は小千谷。趣味の会合が夕方お開きになり、東京に帰るために越後交通の小千谷営業所で直近の池袋行きの乗車券を購入しようと窓口へ向かいました。ところが・・・
「小千谷18時20分発のが欲しいのですが・・・」
「すみません。(この便は)新潟を発車しているので、もうここでは発売出来ないんです」
あっ!そうだ。そういうシステムだった…。私が乗車予定の便は、既に始発の新潟を発車しているので予約は確定しています。今更座席の予約なんて出来る訳がありません。さて困りました。どうしましょう。「空席が残っていれば乗車できますよね?」私が尋ねます。すると窓口係員さんは「新潟発車時の残席は6席なので確実ではないのですが、小千谷発車時点で空席が残っていれば予約なしでも乗車出来ますよ」と教えてくれました。
たとえバスに乗車できなくても新幹線で帰宅出来る事を乗換検索で確認し、それならばとチャレンジしてみる事にしました。小千谷駅前からタクシーを捕まえ、関越自動車道の小千谷インターを依頼。1200円かけて小千谷のバスストップにたどり着きました。
小千谷のバスストップ。しばらくすると、ほぼ定刻どおりに新潟交通のバスがすべりこんで来ました。ドアが開き、ドキドキしながら運転手さんに「予約してないのですが…」と切り出すと、「大丈夫ですよ〜」と暖かいお返事。3列車の導入の進む池袋〜新潟線ですが、座席数の多い4列車の便に救われました。「これで東京に帰れる!!」池袋駅東口までの運賃を支払い、運転手さんに案内された後方通路側の座席に着席して安堵のため息です。(ほっ!
小千谷を発車すると、すぐに越後川口サービスエリアで15分間の休憩に入りました。売店で越後のお土産を購入。夕食がまだでしたが、お土産選びに時間がかかってしまったので気が付いた時にはアメリカンドックしか買えませんでした。次の休憩場所である上里に期待しましょう。
その後、小出、六日町、湯沢と乗車がありましたが、幸運にも私の隣は空席のまま。どうやらキャンセルのようです。
乗車しているのは三菱ふそうのエアロエース。安定した挙動で路面の繋ぎ目も角が丸い。当たりの車です。一言で例えるなら「クルージング」という言葉が浮かびました。
そのうちバスは関越トンネルへと進入。新潟県よ、さらば。
群馬県に入り、バスは2度目の休憩地点である上里サービスエリアに到着しました。隣には西武バスが停車しています。時間的に長野からの便でしょうか。さて、先延ばしになっていた夕食ですが、ここまでくれば池袋まで1時間半なので(渋滞予告もなかったので)我慢する事にしました。時間に追われながらサービスエリアで食事するのもせわしないですから。それでも口寂しいので自動販売機でコーヒーだけ購入して戻る事にします。
コーヒーをチビチビやりながら考えます。
…もしも、鉄道のマルスのようにバスの予約が途中の停留所でも乗車直前まで可能なら、さぞかし利便性が高くなるのではないだろうか。この池袋〜新潟線は始発の万代シテイバスセンターを発車してから最終乗車停留所の湯沢まで2時間26分かかります。刻々と変化する予約状況を運転手さんがリアルタイムで把握出来るシステムが必要ですが、これが出来れば、始発から離れた停留所でもバスを利用しやすくなるかもしれない…。
さて、私が池袋〜新潟線を利用するのは今回が4回目。初めて新潟交通担当の便に乗車しました。これで越後交通、西武バス、新潟交通と、メデタク3社制覇となります。東京在住の私にとって、新潟に可能な限り長く滞在しようとすると越後交通担当の昼行最終便を選択してしまうので、これまで新潟交通担当に縁がなかったのです。
終点の池袋駅東口に到着。これまで何度も乗車している路線ですが、いわゆる途中の停留所から乗車したのは初めて(新潟駅前は1回ありますが)。普段と違う目線での旅が出来たと思います。
<撮影2011年11月>
小千谷18時20分発
2011年11月、小千谷から池袋駅東口まで「池袋〜新潟線」の旅行記です。
ここは新潟県、上越は小千谷。趣味の会合が夕方お開きになり、東京に帰るために越後交通の小千谷営業所で直近の池袋行きの乗車券を購入しようと窓口へ向かいました。ところが・・・
「小千谷18時20分発のが欲しいのですが・・・」
「すみません。(この便は)新潟を発車しているので、もうここでは発売出来ないんです」
あっ!そうだ。そういうシステムだった…。私が乗車予定の便は、既に始発の新潟を発車しているので予約は確定しています。今更座席の予約なんて出来る訳がありません。さて困りました。どうしましょう。「空席が残っていれば乗車できますよね?」私が尋ねます。すると窓口係員さんは「新潟発車時の残席は6席なので確実ではないのですが、小千谷発車時点で空席が残っていれば予約なしでも乗車出来ますよ」と教えてくれました。
たとえバスに乗車できなくても新幹線で帰宅出来る事を乗換検索で確認し、それならばとチャレンジしてみる事にしました。小千谷駅前からタクシーを捕まえ、関越自動車道の小千谷インターを依頼。1200円かけて小千谷のバスストップにたどり着きました。
小千谷のバスストップ。しばらくすると、ほぼ定刻どおりに新潟交通のバスがすべりこんで来ました。ドアが開き、ドキドキしながら運転手さんに「予約してないのですが…」と切り出すと、「大丈夫ですよ〜」と暖かいお返事。3列車の導入の進む池袋〜新潟線ですが、座席数の多い4列車の便に救われました。「これで東京に帰れる!!」池袋駅東口までの運賃を支払い、運転手さんに案内された後方通路側の座席に着席して安堵のため息です。(ほっ!
小千谷を発車すると、すぐに越後川口サービスエリアで15分間の休憩に入りました。売店で越後のお土産を購入。夕食がまだでしたが、お土産選びに時間がかかってしまったので気が付いた時にはアメリカンドックしか買えませんでした。次の休憩場所である上里に期待しましょう。
その後、小出、六日町、湯沢と乗車がありましたが、幸運にも私の隣は空席のまま。どうやらキャンセルのようです。
乗車しているのは三菱ふそうのエアロエース。安定した挙動で路面の繋ぎ目も角が丸い。当たりの車です。一言で例えるなら「クルージング」という言葉が浮かびました。
そのうちバスは関越トンネルへと進入。新潟県よ、さらば。
群馬県に入り、バスは2度目の休憩地点である上里サービスエリアに到着しました。隣には西武バスが停車しています。時間的に長野からの便でしょうか。さて、先延ばしになっていた夕食ですが、ここまでくれば池袋まで1時間半なので(渋滞予告もなかったので)我慢する事にしました。時間に追われながらサービスエリアで食事するのもせわしないですから。それでも口寂しいので自動販売機でコーヒーだけ購入して戻る事にします。
コーヒーをチビチビやりながら考えます。
…もしも、鉄道のマルスのようにバスの予約が途中の停留所でも乗車直前まで可能なら、さぞかし利便性が高くなるのではないだろうか。この池袋〜新潟線は始発の万代シテイバスセンターを発車してから最終乗車停留所の湯沢まで2時間26分かかります。刻々と変化する予約状況を運転手さんがリアルタイムで把握出来るシステムが必要ですが、これが出来れば、始発から離れた停留所でもバスを利用しやすくなるかもしれない…。
さて、私が池袋〜新潟線を利用するのは今回が4回目。初めて新潟交通担当の便に乗車しました。これで越後交通、西武バス、新潟交通と、メデタク3社制覇となります。東京在住の私にとって、新潟に可能な限り長く滞在しようとすると越後交通担当の昼行最終便を選択してしまうので、これまで新潟交通担当に縁がなかったのです。
終点の池袋駅東口に到着。これまで何度も乗車している路線ですが、いわゆる途中の停留所から乗車したのは初めて(新潟駅前は1回ありますが)。普段と違う目線での旅が出来たと思います。
<撮影2011年11月>