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新常磐交通 いわき〜郡山〜会津若松線

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新常磐交通 いわき〜郡山〜会津若松線 
いわき駅 15時20分発

2012年3月、いわき駅から郡山駅までのバス旅です。



平日15時過ぎのいわき駅です。郡山・会津若松経由の鶴ヶ城・合同庁舎行きののりばには行列が出来ていました。始発の上荒川から到着したバスは新常磐交通所有のいすゞ+富士のスーパーハイデッカー。前々から乗車したいと思っていた車両がやってきたので心の中でガッツポーズです。



幸運にも一番先頭の座席が残っていたので当然一番前へ。発車までに乗客はどんどんと集まり、20人弱の車内になりました。



見よ!このスーパーハイデッカーからの前面展望。元々は東京〜いわき間の「いわき号」で運用されていた車両ですが、今は県内高速で活躍しています。



いわき中央インターが近づくと、このような道路情報板が現れました。東日本大震災と関連した事故により常磐自動車道の広野以北は今も通行止になっています。(2013年度中の再開を予定しています)



いわき中央インター付近にある停留所、いわき好間です。ここはパーク&バスライドに対応した停留所になっていて、新常磐交通の案内所もあります。



続いて、いわき中央IC(ここもパーク&バスライド対応停留所)を発車すると、いわき中央インターから常磐自動車道に入り、いわきジャンクションからは磐越自動車道へと進路を向けます。



会津若松(鶴ヶ城・合同庁舎前)からやって来た福島交通とすれ違いました。福島県は浜通り、中通り、会津の3つに分ける事が出来るのですが、この路線は浜通りを担当する新常磐交通、中通りを担当する福島交通、会津を担当する会津乗合自動車の3事業者が古くから運行しています。磐越自動車道が開通する以前から一般道を走行する特急バスとして共同運行している歴史ある路線なのです。



常磐自動車道の北方面が未だに通行止になっているという先入観があるからかもしれませんが、私が想像していたより磐越自動車道の交通量は多く感じました。自宅に戻ってから色々と調べてみたところ、確かに震災前と震災1年後で比べると交通量は増えているそうです。かつて新潟県中越地震で関越自動車道の一部区間が2週間ほど通行止になった時も磐越自動車道の交通量は大幅に増えたそうですし、太平洋側の福島県いわき市と日本海側の新潟県新潟市を結ぶ磐越自動車道が迂回路という意味でも重要な高速道路である事がわかります。



ここで車内の様子を紹介します。4列シートで中央床下にトイレが設置されています。



16時06分、一旦高速道路を降りて小野インターに到着。磐越自動車道内ではいわき〜郡山間で唯一の停留所です。ここで3人の乗車がありました。



約50分間の高速道路走行を終え、郡山東インターで一般道に降ります。



福島交通の一般路線バスとすれ違うと…



郡山駅前に到着しました。私は郡山駅前で降車しましたが、バスは会津若松の鶴ヶ城・合同庁舎前まで向かいます。車内には4人残りましたので郡山市内で降車でなければ浜通りから中通りを通過して会津までの乗車という事になりますね。この路線の郡山〜会津若松間はかつて乗車した事があるので、いわき駅前〜上荒川や会津若松駅前〜鶴ヶ城・合同庁舎前などの末端区間を除くと主要区間は全線乗車となりました。福島県って横に長いですね。

<撮影2012年3月>

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