2014年7月8日より、アルピコ交通と京王電鉄バスが運行する「新宿〜松本線」で前衛芸術家・草間彌生さんのデザインバスが運行を開始しました。
「草間号 幻の華」と表記されたこの車はアルピコ交通の14024号車。登録されたばかりの新車です。
草間彌生(くさまやよい)さんは、松本市に生まれた芸術家で「水玉をモチーフ」した作品が有名です。松本市美術館に常設展示され、その独特な作風はルイ・ヴィトンとコラボした事もあります。新宿区の名誉区民でもあり、「草間号 幻の華」は故郷の松本と新宿を結ぶ高速バスとなりました。
関連して松本市の周遊バス「タウンスニーカー」(松本市美術館にも行けます)でも草間彌生さんデザイン「水玉乱舞号」が走行しています。
登録は希望ナンバー「松本230い・841」。草間彌生さんだけに「や・よ・い」とする力の入れっぷり。
リアから。画像はありませんが、車内座席のヘッドレストカバーも草間彌生さんのデザインだそうです。
このバスがターミナルに進入した時の、通行人の驚きの声や反応が印象的でした。携帯電話やスマートフォンで撮影する人も何人か。
アルピコ交通のHP(2014年7月11日現在)からの情報では、松本バスターミナルを7時50分発か8時20分発。新宿西口を16時50分発か17時20分発の便で交互に(車両運用は予告なく変わる事もあります)運用されているそうです。