東京空港交通は2014年10月1日で創立60周年を迎えました。それを記念して1960年代当時のカラーデザインに復元した「レトロラッピングバス」が登場、10月18日に箱崎にあるTCAT(東京シティ・エアターミナル)で展示が行われました。
「レトロラッピングバス」は箱崎所属の943号車(スーパーキャビン)と420号車の2台に施され、前者は成田空港発着の各路線、後者は羽田空港発着の各路線で運行される予定です。
「レトロラッピングバス」のポスター。
今回展示された943号車は最新鋭の「新空間SuperCabin フェーズ3」仕様車です。
2013年11月から8台導入された「SuperCabin」(フェーズ1)では、座席を削減してシートピッチを拡大し、2014年3月から4台導入された「新空間SuperCabin」(フェーズ2)では、木目調フローリング、シートテーブル、革製ヘッドレスト、進化したトイレと、インテリアに力を入れました。そして2014年8月から5台導入された最新鋭の「新空間SuperCabin フェーズ3」では、全座席への電源コンセントの設置、トイレの入口の拡大など、「リムジンバスとしてふさわしい車内環境」を追及し、改良を続けています。
フェーズ2から設置されたシートテーブル。
フェーズ3から設置された電源コンセント。(※電源コンセントはリムジンバスの通常仕様車にも導入されるそうです)
フェーズ3からトイレのドアが15cm拡大しました。
現行塗装のエアロエースと「レトロラッピングバス」の並び。
そしてリア。
・・・この「レトロラッピングバス」の運行期間は2年程度を予定しています。沿道で走行するシーンを見るのが楽しみです♪