その手があった!
ガッツポーズをする程に感情の入った広告が目を引く、東急バスの深夜急行「ミッドナイトアロー」です。田園都市線や東横線の終電後に渋谷駅を発車し、鷺沼駅や青葉台駅、日吉駅や新横浜駅、三軒茶屋駅や溝の口駅、港北ニュータウン等へ深夜の足となっています。
そんな深夜急行「ミッドナイトアロー」ですが、2014年12月の金曜日である、5日、12日、19日、22日(月曜日)、26日の終電後に、溝の口駅行きが期間限定で2本(26時00分発・26時30分発)増便されています。今回、初日である12月5日終電後の増便を撮影してきました。
まずは渋谷26時00分発の溝の口駅行き。
世田谷ナンバーの乗合トップである323号車が充当されていました。
溝の口行き深夜急行は、タクシー乗り場のすぐ脇から発車します。
タクシー待ちの方々にアピールしているのか、このような案内がバス側面に貼られていました。その後、宣伝効果もあってか、26時00分発の溝の口駅行きは立ち客もいる状況で発車していきました。
そして26時30分発の溝の口駅行き。私は発車を見送らなかったのですが、乗車された方によると、座席定員くらいの乗客が集まったとの事です。
・・・バスの行き先表示は溝の口駅行きですが、もう電車がない時間帯だけあって、三宿や三軒茶屋、駒沢、用賀一丁目、二子玉川駅など途中降車の乗客が多く、係員さんに説明されてバスがあるとわかった瞬間に「その手があった!」という表情(ガッツポーズは無し)をされている方も見かけました。26時台という時間帯でもバスの需要はあるものですね。
これから忘年会シーズン真っ盛り。終電後の強い味方になりそうです。