池袋〜気仙沼間と池袋〜釜石間の2系統を運行する「けせんライナー」ですが、2012年4月1日のダイヤ改正から池袋〜気仙沼・釜石間の運行に統合されました。池袋と三陸沿岸地域を結ぶ「けせんライナー」は、2011年3月11日発生の東日本大震災の影響により、『池袋〜一関・気仙沼』と、『池袋〜大船渡・陸前高田・釜石』の2ルートに分断されて運行していましたが、元の形である『池袋〜一関・気仙沼・大船渡・陸前高田・釜石』の経路に戻る事になります。画像はダイヤ改正初日、4月1日池袋駅西口発の「けせんライナー」釜石営業所行き。この日は2号車まで出ました。
路線はほぼ元の形に戻りましたが、まだ発着できない停留所や移転した停留所があります。今も震災の影響が大きく残る「大船渡駅前」には停車しません。
行き先により発車時間が異なる旨の表示がされていた案内看板は、釜石行きに統合された旨の記載に変わりました。
「けせんライナー」は一関や三陸沿岸へ向けて、今夜も池袋駅を発車します。
参考:2012年3月11日の記事 ・震災から1年 「けせんライナー」の1年