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めがね橋

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群馬県安中市松井田町にある、めがね橋です。季節運行するJRバス関東のバスが発着します。



2015年8月現在の時刻表。1997年にJR信越本線の横川駅~軽井沢駅間が廃止になると、同区間をJRバス関東による廃止代替バスが運行開始しました。この代替バスは、国道18号線碓氷バイパスを経由しますが、その後、国道18号線旧道経由のバスもハイシーズンのみ運行を開始し、このバスが めがね橋停留所に発着しています。



アプト式時代に使われた碓氷第三橋梁。明治25年に完成したレンガの4連アーチ橋で「めがね橋」の通称で親しまれ、国の重要文化財に指定されています。



下から見上げます。川底から31mの高さがあるそうです。



めがね橋に登ってみましょう。



階段を一歩一歩登っていきます。



汗をかきながら登りきると、遊歩道として整備(横川駅~熊の平間)された廃線跡がありました。



ここから横川駅まで下り坂で約70分。熊の平まで登り坂で約25分。廃線跡ハイキングが楽しめます。



橋の上からバスの停留所を見ました。高いっ!



上流側にはEF63型機関車が走行していた新線の廃線跡が見えます。私はアプト時代に乗車した事はありませんが、この新線には何度もお世話になりました。空気バネの車両は空気を抜くので独特の乗り心地だったのをおぼえています。この区間で一番乗り心地が良かったのはコイルバネの115系でした。



さて、めがね橋停留所まで戻ってきました。バスの到着を待ちます。



エンジンの唸る音が山の中に響き、バスが近づいてきたのがわかりました。



めがね橋に軽井沢駅行きが到着。せっかくの旧道経由のバスですが、残念ながら降車はありませんでした。乗客は多かったので、更に標高の高い、熊の平から遊歩道を降りてくるか、そのまま軽井沢駅まで乗車するものと思われます。横川駅~軽井沢駅間の所要時間は、碓氷バイパス経由だと34分、旧道経由では42分です。

ちなみに、旧道経由のバスはハイシーズンのみの運行ですが、通常の碓氷バイパス経由のバスでも途中経路が渋滞すると旧道に迂回する事があります。この場合、途中停留所には停車しませんが、車窓から廃線跡を楽しむ事が出来ます。私は過去に迂回運行に当たって大喜びしました♪

碓氷峠の歴史が味わえる、めがね橋停留所でした。



<撮影2015年8月>

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