右側が再開発ビル。真ん中が旧JR稚内駅舎(2011年4月終了)、左側がバスロータリーです。
私が訪れた時は再開発工事中のために、バスロータリーは砂利の路面とプレハブ仮待合室という状態でした。
駅前ロータリーが完成すると、このようになるようです。
2番のりばの仮待合所です。ロータリー内には3番のりばの仮待合所もあります。
中にはベンチと除雪用具が置いてありました。
発車を待つ一般路線バス。国鉄天北線廃止代替バスもこのバスロータリーから発車します。
ターミナルからバスが発車しました。
私がこのバスターミナルを訪れたのは2011年3月。一期工事である再開発ビル内のバスターミナルと映画館が完成していました。その後、JR稚内駅の新駅舎、駅前ロータリー、物販施設や飲食店、地域交流センター、高齢者住宅などの建設が行われ、グランドオープンは2012年春の予定です。名称は「kitacolor(キタカラ)」と決まり、稚内中心市街地の拠点となるべく工事が進められています。
…私が小さい頃、親に連れられて電車やバスで百貨店に連れていってもらいました。おもちゃ売り場、お子様ランチ、屋上の広場…今考えれば百貨店は娯楽のかたまりだったと思います。近年は全国的にパーク&ライドを目的としたバスターミナルが多くなってきていますが、この映画館を核にしたターミナルというのは、娯楽という商業施設型ターミナルの王道をいくのではないかと思いました。空洞化の進む中心市街地の復活に向け、本格的に動き出した稚内駅前の再開発です。
<撮影2011年3月>