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・「三つ星日本アルプスライン」誕生へ

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京王電鉄が2016年4月26日に発表したプレリリースに、気になる記事がありました。

内容を要約すると・・・

・2016年夏、新宿に「中部地方に特化した観光案内所」が誕生
・「訪日外国人向けの商業エリア」を整備(手ぶら観光の推進)
・新宿から「中部地方への新しい観光ルート」を作成

・・・となっています。

2016年の夏に、中部地方の交通事業者や自治体と連携して、新宿から中央道の高速バスで快適に北陸方面に旅行出来る、新たな広域観光ルート「Three-Star Japan Alps Line」(日本名:三つ星日本アルプスライン)をつくり、合わせてお得な高速バスのフリーきっぷ(企画乗車券)を販売する予定です。連携する事業者は、京王電鉄バス、アルピコ交通、濃飛乗合事業者、富山地方鉄道の4社(4月現在)。(リリースより抜粋)



観光案内所は、新宿西口から南方向に位置(上記画像)する地下街、「京王モール」内に設けられます。



バスタ新宿にも近い場所です。



↑京王モールの入口 改札口より撮影

「Central Honshu Information Plaza in Keio Shinjuku」 (日本名:中部地方インフォメーションプラザ in 京王新宿)と名付けられた観光案内所は、高山市や白川村をはじめ、10を超える沿線自治体が出展し、「観光情報の提供」、「中央高速バスの乗車券やオプショナルツアーの販売、宿泊手配」、「新宿エリアの周辺案内、東京エリアの観光案内」、「SIMカードの販売」、「モバイルWi-Fiルータのレンタル」等のサービスが受けられます。

また、京王モールアネックス内には、「コンビニエンスストア」、「ドラッグストア」、「外貨両替所」、「リラクゼーション」といった、外国人観光客向けの商業エリアが開業する予定です。



京王新線新宿駅の新線口改札付近には、「京王ねこのて」カウンターが4月に開業し、「手荷物一時預かり」、「手ぶらサービス便(西新宿エリアの一部ホテルや羽田空港への配送サービス)」、「ヤマト運輸の宅急便の取り扱い」等が、既に実施されており、「観光案内所」と「訪日外国人向け商業エリア」、「京王ねこのて」カウンターを合わせて、訪日外国人の利便性向上を図られます。


・・・大変興味深い、今回の発表でした。

東京・富士山・京都・大阪といった、いわゆる「ゴールデンルート」のように、今回の新ルート「三つ星日本アルプスライン」が定着すれば、高速バスや観光に必要な路線バスの利用者が大きく増えると思います。これからの沿線バス事業者が進む道を位置づける、重要なニュースかもしれません。

追伸:コメントのお返事遅れていますm(__)m

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