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・WILLER EXPRESS 「Luxia(ラクシア)」デビュー

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WILLER EXPRESSの新シート、「Luxia(ラクシア)」の取材をさせて頂く機会がありました。



こちらが新シート、「Luxia(ラクシア)」を搭載した新車両、三菱ふそうエアロクイーン。

全高の高い、スーパーハイデッカーを採用。通常のハイデッカーに比べて、約15cmほど高い視点で景色を楽しめます。



そして、ボディデザインは、ピンクのウェーブ。

「W」を繋げた、ピンクのリボンで、波を表現。ウェーブを創り出し、いろいろな場所・様々な人へ伝播し、新しい何かを乗せて帰ってくる。そんな思いが込められています。



リアは、かなり特徴的。

バスに乗る楽しさを表現したのだとか。



これまでのデザインとの前面比較。

フロントトップのピンク色をアクセントに、白色主体でソフトな印象を受けました。



車内は3列独立シートで、座席定員は24席。

縦8列なので、座席間のシートピッチは1160mmと、かなり広いです。



まず、リクライニングをしていない通常の状態。



続いて、フルリクライニングして、レッグレストを上げた状態。

136度のリクライニングに、10度の電動ゆりかごリクライニングを加えて、計146度のリクライニングシート。ウィラーのシートラインナップの中でも、トップクラスの角度を誇ります。シートピッチの広さが成せる技でしょうか。



座席横には、マイカーテンを装備して、プライベート感を創出。



座席は天龍工業製。テーブルやひじ掛け、シート背裏には、木をふんだんに使った、温もりのデザイン。

クッション部分は何度もテストを繰り返し、背中は「包み込む柔らかさ」、腰は「しっかり支えるボリューム」、座面は「安定した座り心地の柔らかさ」を実現しています。

実際に座ってみましたが、確かにボリューム感に溢れ、フルリクライニングして体をシートに預けると、ゆったりとした気持ちになりました。
  


シートポケットに入っていた、「Luxia(ラクシア)」のシート説明。

電源コンセントや、ドリンクホルダー、ブランケットといった設備もありました。



降車ボタンは、デザイン性を持たせたピンク色。

また、今回は初めて、B席にも網棚が付きました。上着やコート等を置く事が出来ます。



大崎駅の横を走る「Luxia(ラクシア)」のエアロクイーン。



ちなみに、「Luxia(ラクシア)」の名前の由来は、「Luxury(ラグジュアリー)」に、幸せ(Shiawase)と、楽(Raku)を組み合わせた造語で、社内公募で決定しました。ターゲットとしているのは、20代後半~30代の女性ですが、ウィラーの高級クラスは、それより上の世代の男性にも好評なんだとか。これまでの「NEW PREMIUM(ニュープレミアム)」の後継と言えるシートで、高級クラス3列シートのスタンダードとなるよう育てていくそうです。

「Luxia(ラクシア)」は、10月7日の関西発から、東京・神奈川~大阪・京都の路線で運行開始。楽しみです。

車両データ : WILLER EXPRESS西日本 堺200か・570 「Luxia(ラクシア)」

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