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和紙の里 その2

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ユネスコ無形文化遺産に登録された、細川紙。

「細川紙 紙すき家屋」では、”手漉き和紙体験”をする事が出来ます。



受付で「体験お願いします」というだけなので、簡単。

今回は、はがき10枚を作ります。



受付を済ますと、カゴを渡されました。まずは庭園で、草花などを採取します。



赤く染まった紅葉の葉や・・・



プランターに咲く花などを採取して、戻りました。



手漉き体験のスタート。

こちらは、和紙の原料(木の皮だそうです)の入っている水槽です。



水槽の中に「型」をいれて、取り出すと、このようになります。



ここに、庭園で採取した草花などを乗せて、自分だけのオリジナルはがきが出来ました。

乾燥など、残りの工程は係の方がやってくれます。



数日後には、完成した和紙のはがきが自宅に郵送されてきました♪



体験をしなくても、直売所があるので、和紙を購入する事も出来ます。



こちらはフードコート。

うどん、そば、ラーメン、おやき、イワナ、だんご、コーヒー等々、様々な味を楽しむ事が出来ます。



素朴な味のだんご!



炭火で丁寧に焼いたイワナ!

頭から尻尾まで、しっかり頂いてきました(^^)



そば、うどんを提供してくれる、御食事処「すきふね」もオススメ。



種類の多い薬味に、家庭的な天ぷらを絡めた そばは美味です。お昼時には順番待ちが出来ていました。



腹を満たした後は、展望台まで散策。集落の中を走るイーグルバスが見えました。風光明媚な素敵な場所です。

~ まとめ ~

「和紙の里」では、バスの乗り継ぎターミナルを整備して移動の利便性を高めていました。そこはバスを乗り継ぐだけのターミナルではなく、道の駅と組み合わせ、直売所では生活に必要な商品を扱ったり、食事が出来る場所を提供するなど、過疎地における生活の質を向上させる取り組みがされています。また、魅力ある観光地をバスターミナルにする事で、村外から観光客をターゲットに、バスへの利用促進も期待が出来そうです。シーズンには「和紙の里」を拠点に、東秩父村内の観光スポットにデマンドバスを走らせる取り組みもされており、マイカーを持っていないと行きにくい場所への観光も、ハードルが下がりました。

過疎化が進む地方において、バスという公共交通を維持するために、「生活」と「観光」の2方向から攻める、イーグルバス、そして東秩父村の「和紙の里」でした。



最後に、東京都心から「和紙の里」への行き方を紹介します。

池袋駅から、東武東上線の優等列車で約1時間10分。小川町駅に到着。



続いて、駅前からイーグルバスに乗車して約15分。「和紙の里」にたどり着きます。

池袋駅から、約1時間30分程度でしょうか。



お土産は、みかん(もちろん東秩父村産!)を山ほど買って帰りました。これで350円(^^)

個人的な考えですが、「和紙の里」で当日申し込める「みかん狩りツアー」なんてあったら楽しそうです。あと、東武東上線から「和紙の里」への往復セット券なんてのがあったら、東秩父村に行きやすくなるかもしれません。



<撮影2016年12月>

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