群馬県吾妻郡長野原町にある長野原草津口です。
JR吾妻線の長野原草津口駅前にあるバスターミナル(ロータリー)で、JRバス関東、草軽交通、中之条町営バスが発着します。
長野原草津口という駅名からわかるように、ここは草津温泉の玄関口となる駅です。
温泉への観光客を大勢乗せて、上野駅からの「特急草津号」が到着しました。
特急列車を降りた乗客は、前方の改札口へ進みます。以前は橋上駅舎でしたが、2013年の改良工事で階段のないバリアフリーが実現しました。
駅の改札を出ると、すぐ隣が草津温泉方面のバスのりばです。
特急列車の到着だけあって、3台の草津温泉行きが用意されていました。
3台の草津温泉行きですが、種別は2つあり、左側の1台が各駅停車、右側の2台が急行です。
速達タイプの急行便。
主に「特急草津号」と接続する時間帯に運行されます。
「急行 草津温泉」の行先表示。
発車時刻となり、急行、各駅停車、3台のバスが草津温泉へ向けて長野原草津口を後にしました。
ここで、草津温泉方面の時刻表(2017年7月現在)を見てみます。
概ね1時間に1便ペースで運行され、「特急草津号」の到着がある時は、そこに急行がプラスされる運行形態です。
バスが発車したので、改めてのりばの紹介です。
手前から、(草津温泉方面の)各駅停車が発車する3番のりば、急行が発車する2番、1番のりばと続きます。
道路を渡り、5番のりばは花敷温泉方面への中之条町営バス(ローズクイーン交通)、4番のりばは北軽井沢方面への草軽交通が発着します。
こちらは、新宿・東京方面への高速バスのりば。
「上州ゆめぐり号」が発車を待っています。東京都心と草津温泉を乗り換えなしで結ぶ人気路線です。
駅舎の内部です。
売店、待合室、多目的トイレなどがあります。
待合室の内部。
売店の横には、駅レンタカーの直通電話がありました。
駅前にはタクシーのりば。
最後に、構内の一角にある「長野原・草津・六合ステーション」。
食事を食べたり、土産物を購入出来る店舗です。草津温泉からの帰路、特急列車の改札を待つ乗客が多く訪れていました。
・・・長野原草津口は、鉄道とバスとを乗り継ぐターミナル。設備は充実していて、快適にバスや列車を待つ事が出来る場所でした。
今回紹介した内容は2017年の7月に撮影したものです。その2では、2011年に撮影した改良工事前の様子を紹介します。そこには歴史を感じる国鉄時代からのバスターミナルがありました。
その2へ続く
<撮影2017年7月>