2012年7月3日より、京成バスと成田空港交通の共同運行により、東雲車庫・東京駅〜成田空港間を結ぶ「東京シャトル(Tokyo Shuttle)」の運行が始まりました。画像は開業初日、東京駅八重洲口前にある3番のりばに停車している成田空港行き。
成田空港行きが乗車扱いをしていると、後方には成田空港からやって来た東京駅・東雲車庫行きが到着しました。
東京駅に停車している東海道新幹線をバックに成田空港へ向けて発車、終点の成田空港第1ターミナルまでの所要時間は1時間10分です。
京成バスのエアロエース。H632号車、55人乗り(12列)です。
こちらは成田空港交通のエアロエース。324号車、京成バスとの違いは、車両側面の行き先表示器横のロゴと、最後部の社名表示です。
京成グループにはこれまでにない斬新なグリーンの塗装となりました。東京駅前の道路で、とても目を引く存在です。
7月3日から格安航空会社(LCC)のひとつである「ジェットスター・ジャパン」が成田空港に就航しました。飛行機が格安になっても成田空港までの交通費が高くては格安の魅力がなくなってしまいます。そこで登場したのが今回のローコストバス(LCB)です。トイレを省略し、座席数を多くするなどし、低価格が実現しました。通常運賃は当日大人2000円ですが、東雲車庫・東京駅発では前日までの予約購入で1500円、1ヶ月前までの予約事前購入で1000円となります。但し、8月31日まではデビュープライスとして、当日でも800円で乗車する事が出来ます。
8月からは格安航空会社「エアアジア・ジャパン」も成田空港に就航します。ローコストバスの需要も高くなるのではないでしょうか。ちなみに、この路線のライバルである東京空港交通(Airport Limousine)では、7月20日から9月30日まで時間帯によって運賃が安くなるキャンペーンが行われます。
「東京シャトル」については、551planningさんと第4セクターさんが早くも記事にされています。まさかの夜行便に早速ご乗車されたようです。