2012年6月29日に国土交通省と観光庁による「高速バス表示ガイドライン」が策定されました。利用者が「高速乗合バス」と「高速ツアーバス」の違いを明確に判別する事が出来るようにするのが目的で、「1、インターネット(携帯電話用のサイトを含む)における広告の表示」、「2、紙媒体における広告の表示」、「3、車両における表示」が対象とされています。
特に「3、車両における表示」では、車外における表示として高速ツアーバスに関してのみ、A3以上のサイズの表示面に、表示内容を大きな字ではっきりと記載し、乗降口付近に見やすいよう夜間でも判別が容易なように掲示することが求められます。内容は「高速ツアーバス」「企画実施旅行会社」「運行貸切旅行会社」などが表示されるようです。また、表示は車外に向けてだけではなく、400Kmを超える運行(高速乗合バスも含む)については、運行経路や実車距離、運転者の配置計画、実車距離、車両の初度登録年月等が車内においても掲示、または備え付けがされるようになります。
早速このような表示をする高速ツアーバスを見る事が出来ました。利用者が容易に判別が出来るようになるのは良い事だと思います。