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京王バス東 新宿伊那線

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京王バス東 新宿伊那線
バスタ新宿07時35分発



朝のバスタ新宿より、おはようございます。

今回のバス旅は、京王バス東の「新宿伊那線」です。これから2017年12月に新しくオープンした伊那バスターミナルを見に行こうと思います。

私が乗車する便は、4階C7番のりばからの発車。バスは早めに入線し、発車10分前から改札が始まりました。つい最近、運行事業者が京王電鉄バスから京王バス東へと移管された伊那・飯田線。今日の車両は京王電鉄バス時代からのお馴染み、セレガRです。



改札を済ませ、車内へと進みます。バスは4列トイレ付き、ゆったりシートの38席仕様です。



7時35分、バスは定刻通りに発車しました。

朝ラッシュが始まる前の新宿駅前を横目に、甲州街道、首都高速へと進みます。

車内の乗客は10人。乗客の層を見ると、女性の二人旅や、私のような単独の旅行者、更にはスーツ姿のサラリーマンが目に留まりました。高速バスが鉄道よりも優位に立つ伊那・飯田線は、ビジネスの足としても使われる機会も多いと聞きます。指名買いだったのか、たまたまなのかはわかりませんが、スーツ姿のサラリーマンは、気兼ねしないで座席リクライニングが出来る最後尾やその周囲で、新聞を広げていたり、寝る体制をとっていたりと、バスの移動を使い慣れている様子でした。



中央自動車道に入り、中央道三鷹で1人が乗車しました。

その後、深大寺、府中と乗車停留所が続き、日野で1人が乗車。八王子での乗車はなく、本日の乗客は12人で確定しました。



八王子を過ぎると山間部へ。

小仏トンネルを抜けて神奈川県に入りました。相模湖の脇を通過し、更に標高を上げていきます。外は寒そうですが、空調の効いた車内はポカポカ。気が付くと周囲の乗客らは寝息を立て始めていました。釣られて私も瞼が重たくなります。

今朝は早起きでした。伊那まで起きているつもりでしたが、休憩の双葉SAまで寝る事にします。目を閉じて、フワリフワリとした日野の乗り心地に包まれながら、おやすみなさい・・・zzz



ピンポーン♪

車内放送のチャイムで目が覚めました。笹子トンネルの記憶が全くなかったので、しっかりと熟睡していた模様です。

9時25分、双葉SAで休憩となりました。



SA内には展望台があるので、最上階まで登ってバスを撮影。

その後、売店に向かい、パン屋さんでコーヒーとお菓子を購入してバスに戻りました。



バスは再び走り始めます。

ダラダラと続く、長い登り勾配を、登坂車線を使い分けながら登っていきます。



前方には、雪をかぶった八ヶ岳連峰が見え、徐々にその距離を縮めました。

雪見酒ならぬ、雪見コーヒーを楽しみます(^^)

・・・余談ですが、中央道の下り便で景色を楽しむには進行方向右側が当たりのような気がします。八ヶ岳連峰も主に右側ですし、諏訪湖も右側です。もっとも、何を見たいか・・・にもよりますが、少なくとも今回乗車した区間では、私はそう感じました。



10時30分頃、松本方面と名古屋方面の分岐点である、岡谷JCTを通過。名古屋方面に進みました。

立体交差の構造上の関係なのか、長野道が左分岐、中央道が直進と、地図上とは逆方向です。恥ずかしい話ですが、私は昔、自家用車で名古屋方面に行こうとして、間違えて長野道へ行った事があります。(分岐後の左カーブが印象に残っていて、2度目の通行で左車線に行ってしまった)

ちゃんと標識は見なきゃダメだな・・・と反省した苦い思い出の地です。



中央道辰野から、この便の降車停留所が始まりました。



辰野、箕輪で降車が続き、まもなく伊那インター前です。

「(・・・もう伊那に着いたか)」

何度も乗車している中央高速バスの松本線と比べて、伊那・飯田線は比較的長距離を走るイメージを持っています。実際に駒ヶ根や飯田まで行けば、相応の距離と時間になりますが、伊那だけで見れば松本線と大差はありません。松本線と同じ特急便で比較すると、新宿~松本バスターミナル間が3時間18分なのに対し、新宿~伊那バスターミナル間は3時間10分と、新宿からは伊那バスターミナルの方が早く着きます。

イメージとは違い、実は結構近い、伊那。

こう考えると、伊那には、もっと気軽に遊びに行けそうな気がします。伊那が近いと感じたら、ちょっと足を延ばして駒ヶ根・飯田・・・なんて発展も出来そうです。



伊那の古くからの市街地を走り・・・



オープンしたばかりの伊那バスターミナルに到着しました。

バスは駒ヶ根まで行きますが、私はここで降車しました。



その後、新しいバスターミナルを見学したり、地元グルメ「ソースカツ丼」を賞味したりと、充実した一日を過ごしました。

思いの他、伊那が近いと感じたので、また遊びに行こうかと思います。

<撮影2017年12月>

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