岡山県高梁市にある、高梁バスセンターです。備北バスが発着します。
高梁バスセンターは、JR伯備線の備中高梁駅に隣接するバスターミナルで、2017年2月に建て替えオープン。移転してきた高梁市図書館を核に、カフェや書店などが含まれる複合施設に生まれ変わりました。これからの街づくりの拠点として、賑わいの創出や、地域の活性化が期待されています。
JR伯備線の備中高梁駅。
改札を出ると・・・
すぐ目の前にあるのが、高梁市図書館です。
「TSUTAYA」を運営しているカルチュア・コンビニエンス・クラブが図書館の管理者となっており、俗に「TSUTAYA図書館」と呼ばれる施設内には、スターバックスコーヒーや蔦屋書店、観光案内所などが入居しています。
4階フロアのフォトスポットから撮影。
3~4階フロアには大方が図書館と聞いて想像するような、いわゆる図書館らしい図書館といった雰囲気を持つ一方、玄関口である2階フロアは図書館、蔦屋書店、スターバックスコーヒ-、観光案内所が混在していて、コーヒーの香りが漂う、ちょっとイイ感じの空間が広がっていました。
魅せ方にもこだわっていて、背の高い書棚にはダミー本を入れてあったりと、館内のデザインにはこだわりが感じられます。
(※この複合施設内は、バスセンターも含めて撮影禁止(一部除く)なので、当記事では撮影可能場所や、建物外である公道や駅ホーム側から撮影した画像を掲載しました)
さて、ここからはバスセンターの紹介です。
備北バスがやってきました。
バスセンターがあるのは1階フロア。バスが入ります。
入口はこんな感じ。
中央に降車ホームと待合所が設置され、その右側に2番、1番のりば、(画像には映っていませんが)左奥に3番のりばがあります。
待合所には、有人の窓口があり、そこでは定期券やバスカードといった乗車券類の購入が可能。旅行センター、自動販売機、トイレもありました。
地頭行きが停車しているのが2番のりば。右側のバスが停車しているのが1番のりばです。
発車時刻になるとベルが鳴り、バスが発車しました。
高梁バスセンターから出るところ。
図書館のあり方から賛否ある「TSUYAYA図書館」ですが、バスという目線から見ると、利用者に興味を持たれる施設に乗り入れる事はバスの利用促進に繋がる可能性が期待出来ますし、何よりも相乗効果でバスに対する潜在的なイメージも良くなるのではないかと思いました。(もちろんバス自身も魅力を磨いていく必要もありますが)
市街地の拠点として期待される図書館とコラボした、高梁バスセンターでした。
<撮影2018年9月>