「THEアクセス成田」 平和交通
銀座駅 10時25分発
2012年8月10日から銀座駅・東京駅〜成田空港間を結ぶ新しい高速バスが運行を開始しました。その名は平和交通の「THEアクセス成田」です。
開業翌日の銀座駅です。10時25分発の成田空港第1ターミナル行きは既に停車していました。この路線のために用意された新車のエアロエースです。車内に入り運賃を支払います。その運賃は「1000円」。開業キャンペーン価格ではなく、これが通常なのだから驚きです。東京駅〜成田空港間の運賃は、ライバルの東京空港交通が3000円(便によっては2400円)、京成バス&成田空港交通の「東京シャトル」が当日購入で2000円(現在はデビュープライスで800円)で、通常運賃で比べると「THEアクセス成田」の安さがよくわかります。
私を含め2人の乗客を乗せて銀座駅を発車。すぐに東京駅に到着します。右手にはオレンジ色でお馴染み、ライバルの東京空港交通が見えました。トイレ付きのエアロエースです。東京駅〜成田空港間の高速バスは2012年まで、この東京空港交通しかありませんでした。東京空港交通のウリは、高度な運行管理システムです。全車両にGPSを設置し、交通情報、車両の運行実績、運転手さんからの情報をまとめ、集中指令室から最適な運行ルートを指示するのです。私の知人には、「東関道方面で自家用車を運転中、渋滞によるルート選択に悩んだら、オレンジ色のバスに付いていけ!」という人もいます。それくらいに運行管理に定評のある会社なのです。
10時30分、東京駅では乗車はなく、この便の乗客は2人で確定しました。車窓には東北急行バスの仙台行き「ニュースター号」が見えます。
車内は11列トイレ付きです。低価格ながらもトイレ付き車両を用意した平和交通。東京駅〜成田空港間では最後発組ゆえの努力でしょうか。
首都高速9号、湾岸線、東関東自動車道という定番ルートで成田空港へと走ります。渋滞もなく順調!!
京成バスと成田空港交通が共同運行している「東京シャトル」とすれ違いました。
こちらも「THEアクセス成田」と同様、2012年登場の低価格バスです。基本的にトイレは設置されていませんが、座席を多く配置して低価格が実現しました。この「東京シャトル」のウリは、低価格バスなのに東京空港交通や他の京成バスなどと同様に成田空港方面は事前予約が出来る事です(もちろん空席があれば予約なしでも乗車できます)。平和交通の「THEアクセス成田」は先着順ですが、「東京シャトル」は予約定員制を採用しているので、事前予約さえすれば座席の心配をする必要がありません。空港から東京方面も、先にカウンターで乗車券を買っておけば、発車時刻までターミナルビル内で買物や飲食をする事が出来ます。
成田空港が近づいてきました。この車内表示は成田空港ならではです。
検問です。警察の方が車内に入り、乗客の身分証明書を確認します。同時にトランクの点検も行いました。
終点の成田空港第1ターミナルに到着しました。
最後に平和交通のウリは、常に1000円という低価格、それなのに11列トイレ付きとグレードが落ちません。予約は出来ませんが、逆に気軽に乗車出来るというのはメリットでもあるはずです。
LCC(格安航空会社)の成田空港就航で、成田空港と東京駅を結ぶ低価格バスの運行が始まりました。長年この区間を運行してきた東京空港交通も、便によっては割引という対抗策を打ち出しています。3路線の新しい競争により、利用者は自分のスタイルにあった路線を選択出来るようになりました。
<撮影2012年8月>
銀座駅 10時25分発
2012年8月10日から銀座駅・東京駅〜成田空港間を結ぶ新しい高速バスが運行を開始しました。その名は平和交通の「THEアクセス成田」です。
開業翌日の銀座駅です。10時25分発の成田空港第1ターミナル行きは既に停車していました。この路線のために用意された新車のエアロエースです。車内に入り運賃を支払います。その運賃は「1000円」。開業キャンペーン価格ではなく、これが通常なのだから驚きです。東京駅〜成田空港間の運賃は、ライバルの東京空港交通が3000円(便によっては2400円)、京成バス&成田空港交通の「東京シャトル」が当日購入で2000円(現在はデビュープライスで800円)で、通常運賃で比べると「THEアクセス成田」の安さがよくわかります。
私を含め2人の乗客を乗せて銀座駅を発車。すぐに東京駅に到着します。右手にはオレンジ色でお馴染み、ライバルの東京空港交通が見えました。トイレ付きのエアロエースです。東京駅〜成田空港間の高速バスは2012年まで、この東京空港交通しかありませんでした。東京空港交通のウリは、高度な運行管理システムです。全車両にGPSを設置し、交通情報、車両の運行実績、運転手さんからの情報をまとめ、集中指令室から最適な運行ルートを指示するのです。私の知人には、「東関道方面で自家用車を運転中、渋滞によるルート選択に悩んだら、オレンジ色のバスに付いていけ!」という人もいます。それくらいに運行管理に定評のある会社なのです。
10時30分、東京駅では乗車はなく、この便の乗客は2人で確定しました。車窓には東北急行バスの仙台行き「ニュースター号」が見えます。
車内は11列トイレ付きです。低価格ながらもトイレ付き車両を用意した平和交通。東京駅〜成田空港間では最後発組ゆえの努力でしょうか。
首都高速9号、湾岸線、東関東自動車道という定番ルートで成田空港へと走ります。渋滞もなく順調!!
京成バスと成田空港交通が共同運行している「東京シャトル」とすれ違いました。
こちらも「THEアクセス成田」と同様、2012年登場の低価格バスです。基本的にトイレは設置されていませんが、座席を多く配置して低価格が実現しました。この「東京シャトル」のウリは、低価格バスなのに東京空港交通や他の京成バスなどと同様に成田空港方面は事前予約が出来る事です(もちろん空席があれば予約なしでも乗車できます)。平和交通の「THEアクセス成田」は先着順ですが、「東京シャトル」は予約定員制を採用しているので、事前予約さえすれば座席の心配をする必要がありません。空港から東京方面も、先にカウンターで乗車券を買っておけば、発車時刻までターミナルビル内で買物や飲食をする事が出来ます。
成田空港が近づいてきました。この車内表示は成田空港ならではです。
検問です。警察の方が車内に入り、乗客の身分証明書を確認します。同時にトランクの点検も行いました。
終点の成田空港第1ターミナルに到着しました。
最後に平和交通のウリは、常に1000円という低価格、それなのに11列トイレ付きとグレードが落ちません。予約は出来ませんが、逆に気軽に乗車出来るというのはメリットでもあるはずです。
LCC(格安航空会社)の成田空港就航で、成田空港と東京駅を結ぶ低価格バスの運行が始まりました。長年この区間を運行してきた東京空港交通も、便によっては割引という対抗策を打ち出しています。3路線の新しい競争により、利用者は自分のスタイルにあった路線を選択出来るようになりました。
<撮影2012年8月>