池袋を回遊する電気バス「IKE BUS」です。
2019年11月中の運行開始を前に、出発式が行われました。
最近、リニューアルされたという中池袋公園が出発式の会場。
「IKE BUS」を見ようと大勢の人々が訪れていました。
こちらが「IKE BUS」に使われる電気バス。全10台が導入されました。
定員は21名(座席14、立7)です。
外装、内装などのデザインは、水戸岡鋭治さんが担当しています。
運賃は、1回大人200円(小児100円)。一日券は500円(250円)です。
乗降口付近に券売機が設置されています。
車内名刺からわかるように、運行事業者は「WILLEREXPRESS」が担当。
「IKE BUS」は乗合の扱いになるそうです。
行き先表示はフルカラーLED。もちろん車内には、降車ボタンも設置されています。
電気自動車の運転席。シンプルです。
電気関係のメーターが並んでいました。
明治通りを走行する「IKE BUS」。
池袋駅東口にて。
イベントでは試乗体験もあり、実際に乗車してみましたが、(静かながらも)モーターの音が響き、路面電車に乗車しているような気分にもなりました。
空調はないので、車外の風が車内に入り、近年では味わえない懐かしい雰囲気に。(夏は暑いかも)
色合いからか、岐阜を走っていた路面電車のようにも見えますね(^^)
全10台中、1台だけは幸せの黄色デザイン(7号車)です。
この色合いは、都電のようにも見えてしまいました(^^)
最後に「IKE BUS」サポーター企業です。
…「IKE BUS」は豊島区のコミュニティバスです。コミュニティバスと聞くと、地域住民の足というイメージがありますが、「IKE BUS」に関しては、外部の観光客をターゲットにしているようです。池袋駅周辺の4つの公園や、旧豊島区役所の跡地を利用した再開発など、未来の池袋の「まちづくり」に繋がる乗り物になるのでしょうか。