品川バスターミナルの移転が発表されたと情報を頂いたので(ありがとうございます)見に行ってきました。
品川駅の高輪口から約400mの場所に位置する京浜急行バスの品川バスターミナルは、高速バス専用のバスターミナルで、京浜急行バスとその共同運行事業者が発着します。乗車券の発券窓口、待合室、トイレ、コインロッカー、シャワーなどの設備を持ち、快適にバスを待つことが出来ます。
近年は、京浜急行バスの夜行路線が削減の傾向にあるので、発着するバスの便数も少なくなっていました。
更にコロナ渦の影響もあり、2020年8月10日現在で品川バスターミナルを発着する高速バスは、徳島行きの「エディ号」と、弘前行きの「ノクターン号 2号車(※現在の予定では8月17日出発便まで設定されています)」のみです。
「品川バスターミナル移転」を知らせるチラシです。
移転先のバスターミナルは、品川駅高輪口の西側に位置します。
乗車券発券窓口、トイレ、待合所、シャワー等の設備は設けられないそうです。
チラシに記載されている、移転先のバスターミナルに行ってみましょう。
地図から判断して、上記画像右側の白色をしたビルの辺りのようです。
地図を目安に移転先と思われる場所に向かうと、バスの停留所になりそうな場所を発見しました。
ビルの表玄関で、コンクリで舗装されています。おそらく、ここが品川バスターミナルの移転先になるのではないでしょうか。
「京急第11ビル」と表示があったので、ここは京急が管理する土地のようです。
新しいビルで、京急ストアや飲食店が入居しています。営業時間によってはバス乗車前の買い物や時間待ちに利用出来そうです。
「出庫注意」の回転灯をわざわざ設置したあたり、バスターミナルっぽい匂いを感じます。
手すりの切れ目や白線から判断して、ここが乗車口になるのではないでしょうか。
標柱のようなものは確認出来ませんでした。これから建植されるのでしょうか。(標柱が確認出来れば、ここが移転先で確定ですね(^^))
折しも、2020年9月30日は浜松町バスターミナル営業終了の日です。
浜松町と品川、京浜急行バスが拠点としてきた2つの東京側ターミナルは同日に転機を迎える事になりました。
浜松町バスターミナルは9月30日朝の到着便をもって廃止、移転する品川バスターミナルは9月30日夜の出発便から運用開始となります。
参考:2011年7月の記事 品川バスターミナル