2020年10月1日に運行開始(プレ一次)する、東京BRTの教習試運転が盛んに行われています。
沿線の様子を撮影してきたので紹介したいと思います。
まずは、養生が剥がされた新橋。
駅のプラットホームのようなデザインです。
環二通りに移動します。
中央に見えるのは工事中の築地虎ノ門トンネル。
東京BRTの運行開始(プレ一次)には間に合いませんでしたが、このトンネルが開通すれば「汐先橋の交差点」も「旧青果門の交差点」(※どちらも後で紹介します)も地下でスルー出来るので、将来の速達性向上が期待出来ます。このトンネルから出てきて、右折と左折を1回づつすれば、もうそこは新橋です。
場所が変わり、勝どきです。
東京BRTの教習車が、新橋・虎ノ門ヒルズ方面に発車しました。
本線と合流して、築地大橋で隅田川を渡ります。
トンネルが完成すれば、隅田川を渡ると地下に潜り、新橋の直前まで信号機はありません。
只今、トンネル工事中。
時間帯によって流れが悪くなる「旧青果門の交差点」を地下でスルー出来れば、表定速度がかなり上がりそうです。
海岸通りと交差する「汐先橋の交差点」も、赤信号で停止したくない場所です。
東京BRTが本領を発揮するのはトンネル開通後となりますが、それまでは地上の景色を楽しみましょう(^^
ちなみに、プレ一次のダイヤ設定を見ると、昼帯では勝どきBRT発→新橋発で9分とっていました。夜帯には7分なんてのもあります。本格運行時やトンネル開通時にはどうなるのか楽しみです。
再び、勝どき地区です。
この辺りは、プレ運行(一次)でしか走らない区間です。
勝どき地区は、東京BRTの開通により、人の流動が徐々に変化するのではないでしょうか。
これまでは都バスと地下鉄大江戸線が、勝どき地区の主力公共交通機関でしたが、まもなく東京BRTという新しい選択肢が加わります。混雑緩和にも繋がるかもしれません。
現在の勝どき駅は、人の動線が他の駅以上に徹底しています。ラッシュ時は凄まじく混雑するのでしょう。
東京BRTの開業で混雑緩和が期待出来るのは、勝どき地区だけではありません。
上記画像は、勝どき駅から晴海方向を見たところです。
勝どき駅から黎明橋を渡れば晴海なのですが、地上の歩道すらも動線が設定されていました。
地下鉄大江戸線の勝どき駅は、勝どき地区だけではなく、鉄道のない晴海地区の利用者も集まります。周辺はマンションが増加していますし、混雑緩和に向けて東京BRTには期待がかかります。
最後は、新橋駅~虎ノ門ヒルズ間です。
虎ノ門ヒルズを発車したところ。
晴海や勝どきといったベイエリアとは違う雰囲気が漂います。
虎ノ門ヒルズ(外部から撮影)
東京BRTは2番のりばの発車です。
ターミナル内には京成バスの高速車が駐車していました。1番のりばは高速バスと記載されています。どの路線が発着するのか楽しみです。