日の丸自動車興業「スカイホップバス・ブルーコース」
丸の内三菱ビル 9時10分発
新型コロナウィルス感染症拡大による影響を受けて、2020年は土・日・祝日のみの運行をしている、日の丸自動車興業の「スカイホップバス」です。通常ですと、24時間券・大人3600円のところ、2020年は特別プランにより、6時間券・大人1000円から乗車する事が出来ます。
2020年の運行は11月29日がラスト。1000円で「スカイホップバス」に乗車出来るチャンスがまもなく終わってしまうという事で、このチャンスを逃すまいと乗車してきました。「レッドコース」と「ブルーコース」の2コースがあり、使用する車両は「スカイホップバス」の公式サイトで確認出来ます。今回は「レッドコース」はフルオープンタイプ、「ブルーコース」はハーフトップタイプ(新型)と公表された事から、メルセデス・ベンツ+UNVIに乗車したいと考え、後者の「ブルーコース」を選択しました。
東京駅丸の内口に位置する、丸の内三菱ビルのチケットカウンターで6時間券を購入。のりばで検温を実施後、車内へと向かいます。
「屋根付き座席」にするか「オープントップ座席」にするか悩みましたが、まずは車両前方の「屋根付き座席」へ向かいました。
こちらが「屋根付き座席」の客室です。
右上の箱は空調装置です。この客室は屋根があるので降雨時にも力を発揮する事でしょう。
最前部からの眺めです。サイドのガラスも大きいです。
各座席に設置されているのが、ガイダンスサービスです。
GPS連動の音声装置で、乗車券購入時もしくは乗車時に渡されるヘッドホンを挿して利用します。日本語の他、英語、中国語、韓国語など7言語で、GPSで計測した場所に応じた観光案内を聞く事が出来ます。
東京タワーや、東京プリンスホテル・増上寺を経由後、首都高速へ。
「ブルーコース」の一部便はお台場も発着するのです。
レインボーブリッジを渡ります。
東京テレポート駅(ビィーナスフォート前)に到着。
車内の乗客の半分くらいは、ここで降車しました。皆さん、水陸両用バスの「スカイダックバス」に乗り換えるようです。
せっかくなので、丸の内三菱ビルまでの戻りは「オープントップ座席」にしましょう。
ふと、床を見ると、舞い降りた黄色のイチョウが一葉。
オープントップらしい、風流なワンシーンです。
バスは、再びレインボーブリッジを渡ります。
強い風が身体に吹き付けます。屋根付き座席で過ごした往路とは全く違う感覚でした。屋根は偉大なり。
でも、空は広く、とても爽快な気分です。
ちなみに、足元には暖房があるので、ある程度の寒さまでは大丈夫そうです。
それにしても、いつも、2階建てオープントップバスから見る道路看板のサイズには驚かれされます。
手を伸ばせば、当たるんじゃないかと思う程、近くに見えます。
首都高速を降り、銀座を通過すると、まもなく1周です。
丸の内三菱ビルに戻ってきました。
このコースの所用時間は1時間16分。6時間券は初回の乗車から6時間有効なので「ブルーコース」だけではなく「レッドコース」を1周しても、時間はまだまだ余ります。他の2階建てオープンバスにも乗車したいという方は、両コースにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「スカイホップバス」は12月から冬眠期間に入り、3月から再び運行再開する予定です。まだ2021年の価格は発表されていません。6時間1000円券が設定されるかわからないので、お得に乗車したい方は11月29日までに乗車するのがよいかと思います。
<撮影2020年11月>