東名高速道路の「足柄サービスエリア」(静岡県御殿場市)下り線に「水素ステーション」が整備されます。
2023年春の開業を目指して岩谷産業が開設。全国初の、高速道路のSA・PAに設置される「水素ステーション」となります。
2022年1月をもって閉店した、足柄SA内の「LPガスステーション」。
この跡地が「イワタニ水素ステーション 足柄SA」(仮称)となるようです。
「オートガスステーション」の閉店のお知らせ。
整備される「水素ステーション」の供給方式は、「液化水素貯蔵(オフサイト型)」となります。「水素ステーション」は、水素をステーションで製造する「オンサイト方式」と、外部からもってくる「オフサイト方式」に分類されますが、ここでは後者の方式を採用。更に、水素を気体から液体にする事で、体積を800分の1に減らせ、輸送や貯蔵の効率を向上出来ます。これらは岩谷産業が得意とする方式です。
バスの視点で見ると、東名足柄SA(下り)に「水素ステーション」が整備された事で、すぐに何かが変わるといった事はないと思いますが、水素社会の実現に向けて、幅広い分野で一歩前進する事は喜ばしく思います。