プレ運行(二次)に向けた工事が進む「東京BRT」の話題です。
環二通り上にある、豊洲市場前の停留施設(バスベイ)の柵の一部が切り取られ、誘導ブロックが設置されました。
切り取られた柵は、3か所。連節バスに対応しているのがわかります。
まだ、停留施設の屋根はありませんし、縁石も正着タイプに交換されていませんが、一歩づつ、プレ運行(二次)に向けて工事が進んでいるのがわかります。
しかし、難産の状態にあるプレ運行(二次)。
そもそも「東京BRT」の目指すところは、単なるバス路線ではなく、新しいシステムの集合体です。その中には実績の有無だけではなく、まだ実用化されていないシステムもあります。高度PTPSや全扉での乗降、停留所への正着制御、連節水素バス。道路の開通も待たなければなりませんし、晴海にいたっては、まだ街びらきすら行われていません。「東京BRT」だけで解決するものではなく、他と調整を要するものも多くありそうです。
本領が発揮出来るまで、時間はかかるかもしれませんが、その分、少しでも良いものが出来ますように、、、と願うばかりです。