現在、プレ運行(一次)の状態にある、東京BRT(TOKYO BRT)です。
しかしながら、いよいよプレ運行(二次)の開始に向けて、訓練運行が始まった模様です。沿線では「訓練車」表示の東京BRT車両(白ナンバー化された1002、1010号車)を見かける機会が増えてきました。
今回は、「幹線ルート」(虎ノ門ヒルズ~東京テレポート間)の要となる道路、「環二通り」で訓練運転を行う様子を撮影出来たので紹介します。
豊洲市場前付近にて
上り方向(虎ノ門ヒルズ方向)を走る1002号車。
背景に映るのは、有明コロシアムと有明ワシントンホテル。この辺りは新交通「ゆりかもめ」との並走区間です。
豊洲市場前付近にて
晴海地区から豊洲大橋を渡り、豊洲市場前に到着するシーン。
新橋-「築地虎ノ門トンネル」-築地-「築地大橋」-勝どき-「黎明大橋」-晴海-「豊洲大橋」-豊洲-「有明北橋」-有明
「環二通り」は、都心部のトンネルの他に、臨海部の河川や運河を大きな橋で越えて、それぞれの各地域を結びます。東京BRTは、これまでよりも大きな輸送力、高い速達性・定時性を武器に、この道路の主となるはずです。
豊洲市場前付近にて
広々とした道路です。片側3車線。更に、右折レーンは長い距離を持った2車線を確保。のびのびと走る事が出来そうです。
月島警察署前交差点付近(晴海)にて
「東京2020大会」では、選手村となった晴海地区。これから街開きが行われ、東京BRTも主力公共交通の一つとして活躍する予定です。
築地付近にて
「築地虎ノ門トンネル」から出てきた1010号車。
遂に「築地虎ノ門トンネル」での訓練運転が始まりました。この様子ならば、もしかしたら、プレ運行(二次)からのトンネル経由移行が期待できるかもしれません。どれだけ時間が短縮できるのか、今から楽しみです。
<撮影2023年1月>