東京都大田区、羽田空港第2ターミナル「サテライト」です。東京空港交通のシャトルバスが発着します。(2023年8月撮影)
サテライトとは、第2ターミナル離れ小島の別棟。第2ターミナルの北側に位置し、46~48番の3つの搭乗口を有します。
第2ターミナルからサテライトへ移動するためには、シャトルバスを利用します。
ここは、保安検査場前のコンコース。
第2ターミナルの出発案内表示器を見ると、2つのタイプのバス案内がありました。
「八丈島 47番 サテライトまでバス案内」
「庄内 509番 搭乗口からバス案内」
前者の「サテライトまでバス案内」は、サテライトターミナルまでバスで移動するもの。後者の「搭乗口からバス案内」は、バスで航空機まで移動するものです。どちらもバスで移動しますが、その中身には違いがあります。
では、手荷物検査を終え、実際にサテライトまで行ってみましょう。
まず、第2ターミナルの案内図を見てみます。
サテライトは46~48番。バスラウンジは501~513番の番号が振り分けられています。
サテライトの46~48番までの距離は、1000m超え。
一瞬ビビりますが、単純に搭乗口までの実際に距離を示したもので、バスでの移動距離も含まれているので安心して下さい。
サテライト行き、バスのりばへの、エスカレータを下がります。
1階に降りると、サテライト行きの、バスターミナルにたどり着きました。
サテライト専用の出発案内。
結構な便数があるのがわかります。行先はローカルな地方空港が多いのが特徴です。
46~48番搭乗口の案内。
サテライト行きのシャトルバスが停車中。
東京空港交通のランプ車ですが、ワイドボディの3ドア車では無く、通常のノンステップ車でした。
では、バスに乗車してサテライトへ移動します。
車内で発車を待っていると、後方にランプバスが並んでいるのが見えました。
ここは501~513番のバスラウンジ。スイッチバック方式のバスターミナルです。
シャトルバスが出発しました。(2023年8月撮影)
サテライトまでの所用時間は、3~5分程度です。
サテライト1階のバスターミナルに到着。
サテライトから第2ターミナルの本館に戻る場合も、ここから乗車するようです。
バスの運行間隔は、約5分間隔と案内していました。
2階に上がると、搭乗口のフロアです。
搭乗口3つぶんの長さがあるので、広々としています。
ユニークなデザインをした椅子がありました。
いつも人でごった返している羽田空港とは思えない、ゆとりを持たせた空間です。
売店は「ANA FESTA」があります。
お土産物中心ですが、空弁の販売も行っていました。
搭乗口。
出発保安検査場からサテライトの搭乗口までは、それなりに距離も時間もかかります。
搭乗予定の便がサテライトだと判明したら、早めに移動するのがオススメです。
早めに到着して、リラックス出来る椅子で、身体を休めるのもいいかもしれません。
さあ、飛行機に搭乗です。
ボーディングブリッジからは、サテライト1階のバスターミナルが見えました。
それでは、行ってきます♪
<撮影2022年8月・2023年8月>
追記:ニュース報道によると、2025年にも第2ターミナル~サテライト間が地続きで繋がるそうです。完成すれば、バスによる移動もなくなるかもしれません。
追記2:今回の記事は、2022年撮影のものをメインに、一部に2023年撮影の画像も含めて構成しています。この1年間で工事が進み、のりば等に変更が生じているのでご注意下さい。