奈良県奈良市に位置する、西ノ京駅です。
奈良交通、エヌシーバスが発着します。
ここは近鉄橿原線の西ノ京駅。
薬師寺、唐招提寺の最寄り駅で、時間帯によっては特急列車も停車します。
西ノ京駅のバスのりばは、1番と2番の2か所にわかれます。
駅前から離れた1番のりばは、西方面の系統が発着。構内には折り返し場を有し、バスの待機にも使われます。2番のりばは、春日大社殿、県庁前といった奈良市中心部への系統が発着します。
まずは1番のりばから見ていきましょう。
折り返し場を有する1番のりば。
乗客は、屋根付きのプラットホームでバスを待ちます。
敷地内では、路線バスの他に、病院の送迎バスが発着していました。
屋根付きのプラットホーム。
ベンチを設置しています。系統図、時刻表などは、壁面に掲示していました。
運行系統図と運賃案内
2023年8月現在の時刻表(西方面)
系統が複数ありますが、奈良県総合医療センターへの路線が多く、複数系統合わせて日中でも1時間あたり4便を運行しています。
そのうち1時間あたり2便が奈良市中心部へ直通する系統なので、その半分が、ここで折り返す運行形態です。
奈良市中心部から、奈良県総合医療センター行きが到着しました。
折り返し場の奥には入らず、乗降を行いました。
続いて、2番のりばへ移動します。
まもなく近鉄橿原線の踏切を渡る、春日大社殿行き。
この周辺は、道路が狭く、かつ見通しも悪い区間です。無線機を携行した誘導員さんが連携をとってバスの運行を確保しています。
踏切を渡って、西ノ京駅の1番のりばに到着します。
バスが停留場に着くと、電車へと乗り継ぐ乗客がバスから降りて来ました。
2023年8月現在の時刻表(東方面)
概ね1時間あたり2便を運行しています。
近鉄電車で奈良市中心部へ向かうには、大和西大寺駅で橿原線から奈良線に乗り継ぐ必要がありますが、バスならば乗り継ぎがありません。かつ、JR奈良駅や奈良公園、県庁前といった場所にも向かう事が出来ます。バスを使うメリットです。
春日大社殿行きのバスが発車しました。
狭隘路を進んでいきます。それなりに交通量もある県道ですが、歴史あるお寺が多い土地柄、道路の拡幅は難しいのかもしれません。
<撮影2023年8月>