東京駅八重洲口に位置する「バスターミナル東京八重洲」です。
２０２３年１１月下旬より、ツアーバス、貸切バスの発着が始まりました。
「貸切 ＯＮＴＡＢＩ 富士山」
「草津喜びの宿和える宿高松」
１３番のりばのモニターに表示された案内です。前者は観光ツアーバス、後者はホテルの（無料バスプランを選択した）宿泊者送迎バスとなります。
「貸切 ＯＮＴＡＢＩ 富士山」を運行するのは、五稜バス。
五稜トラベルの観光ツアーで、大石公園、新倉富士浅間神社、富士山五合目、忍野八海を周遊するコースです。インバウンドの方々がたくさん乗車していました。
「草津喜びの宿和える宿高松」への送迎バスを運行するのは、アイビーエス。
「草津温泉喜びの宿高松」の「宿泊者限定バスプラン」の利用者が乗車出来る送迎バスです。往路も復路も軽井沢駅南口を経由するので、往路は軽井沢から乗車、復路は軽井沢で乗り捨てることも可能。車両点検時等を除いて、プレミアム仕様車が充当されます。
・・・これまで、このような貸切観光ツアーやホテル送迎バスの発着場所は、都心であれば鍛冶橋や都庁のような駐車場だったり、路上だったりすることが多く、駅から距離があったり、わかりにくかったり、待合環境の不便さがありました。利用者にとっては、浜松町（※２０２０年廃止）のように乗合も貸切も同じターミナルで乗降出来るのが理想で、それには受け入れられる体制と、大きな発着スペースが必要です。これから拡張発展していくバスターミナル東京八重洲であれば、貸切バスの発着にも対応することが可能で、ターミナルの環境も抜群の良さを誇ります。日本人にとっても外国人にとっても利便性の高いターミナルを、貸切バスが発着出来ることは、結果として観光立国を推進する我が国の方針に有益となるはずで、願わくば、東京駅だけではなく、副都心側にもこのような場所が欲しいと感じました。