2024年3月11日の「諏訪岡谷線」をもって、京王バスのエアロエース51102号車がラストランを迎えました。
残念ながら、乗車は叶わず、バスタ新宿でお出迎えとなりましたが、公式SNSによる発表のおかげで、最後の勇姿を見る事ができました。
↑2011年8月撮影 西口にて「渋谷新宿ライナー静岡号」
この車がデビューしたのは、2011年。東日本大震災のあった年です。
デビューは夏。京王バス東の世田谷営業所に配属されました。車内は36席パウダールーム付きトイレ仕様。この2011年式車の登場によって、名古屋線だけではなく、静岡線もパウダルーム付きトイレ車が京王便の所定となり、ライバル路線との差別化が実現しました。その後、京王バス各社の合併があり、品川ナンバーから杉並ナンバーへと変化しましたが、時を経ても、やたら静岡線に入る印象が強かった車両です。
それにしても、東日本大震災の年の新車が、もう世代交代をする頃になったのですね。12年程度使用と考えると順当と言えますが、感覚としては「もう、ラストランなのか」といったところで、時の経過がやたら早く感じます。