青森県十和田市に位置する、十和田市中央です。
十和田観光電鉄、南部バス（岩手県北自動車南部支社）などが発着します。
十和田市は、青森県の南部内陸に位置し、県内で４番目に人口の多い都市です。
２０１２年に十和田観光電鉄線が廃止となってからは、バスが唯一の公共交通機関となりました。
その市街地中心部に近い場所に、十和田市中央のバスターミナルがあります。
ここは、公道に面した停留所で、停留所脇には待合所が設けられています。
十和田市のコミュニティバス「市街地循環バス（南線）」が停車中。
対向車線側にも、停留所があります。
停車しているのは、五戸駅行きの南部バス。
この他に、十和田市中央からバスで結んでいる都市は、青森駅（新青森駅）、八戸駅、七戸（七戸十和田駅）、野辺地駅、奥入瀬、三沢駅（電車代替バス）などがあります。一時期は、夜行バス「シリウス号」（東京・池袋～八戸・十和田市間）の発着もありましたが、現在は、近隣に位置する十和田市まちなか交通広場に移転しました。
待合室に入ってみましょう。
中には、有人の窓口。
それから、バスの券売機を設置しています。
中の店舗は、お蕎麦屋さん。
元々は十和田観光電鉄線の十和田市駅内にあった店舗でしたが、鉄道の廃止に伴い、この十和田市中央に移転してきました。
そのような経緯があり、バスターミナルであるものの「駅そば」の名称を維持しています。
人気ナンバー３の「山菜そば」を注文しました。
寒い土地で、温かいそばを啜る幸せ♪ 美味でした。
屋外に戻ります。
自動販売機コーナー。
この奥には、十和田観光電鉄の本社があります。
ここは、バスターミナルなのに「駅そば」が食べられる、鉄道時代の名残を感じられる場所でした。
＜撮影２０２４年３月＞