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・足立ナンバーへの変更が始まった東京BRT

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TOKYOBRTの営業所移転(江東区潮見→江戸川区臨海町)に伴い、江東ナンバーから足立ナンバーへの変更が始まりました。



新ナンバーへの変更は、緑色の希望登録で行っています。

R002号車(1002号車時代含め)
足立230こ1002→江東200は・・14→江東200か・157→足立231あ1002



こちらは、R010号車。

R010号車(1010号車時代含め)
江東210あ1010→江東200は・・13→江東200か・156→足立230け1010


↑2020年撮影 試運転中の1006号車

東京BRTの登録ナンバーの変遷は、歴史の割に非常に複雑です。そもそも2020年10月の「プレ運行(一次)」開業時点で、足立ナンバーと江東ナンバーが混在していました。その理由はご当地ナンバーで、2020年5月の江東ナンバー交付開始を挟んで増備していたからです。当時はTOKYOBRTでの運行は始まっておらず、京成バスが運行していました。京成バス東雲車庫は江東区に位置するため、前述したとおり、増備の途中で登録が変わったのです。具体的には、1001~1006号車が足立ナンバー、1007~1009号車が江東ナンバーでデビューしました。その後、京成バスは将来の東京BRT用として1010~1014号車を増備。こちらも江東ナンバーで導入しています。

その後、新会社TOKYOBRTが加わる「プレ運行(二次)」の教習のために、1002号車と1010号車が一時的に白ナンバーの教習車化されます。1002号車はここで足立ナンバーから江東ナンバーへと変わりました。2023年4月には「プレ運行(二次)」がスタート。1009、1013、1014号車を京成バスに残して、車両はTOKYOBRTに移籍します。しかし、ベースである潮見営業所は江東区に位置するため、ナンバー登録は変わることはありませんでしたが、時を経て車号に変化があり、それぞれR001~R008、R010~R012号車に改番しました。その後、R173号車、R015~017号車、R018~R019号車、R173~R175号車を増備しましたが、登録は変わらず江東ナンバーで導入しています。

そして、今回。2024年6月30日にTOKYOBRTは、営業所を潮見から臨海町に移転しました。臨海町は江戸川区に位置するため、足立ナンバーに変更している次第です。おそらく、元々足立ナンバーだった車両はそのままに、江東ナンバーの車両は足立ナンバーに変更するものと思われます。

最後に将来のことを書きます。2025年5月からは、新たなご当地ナンバー「江戸川ナンバー」の交付が始まります。そうなれば、臨海町に位置するTOKYOBRT籍の車両は、転籍や新車導入があった際は、足立ナンバーではなく、江戸川ナンバーでの登録になります。

ご当地ナンバー開始のタイミングに2度も当たってしまい、ナンバー登録が更に複雑化する東京BRTの話題でした。
 

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