秋田県大仙市、JR大曲駅付近にある羽後交通の大曲バスターミナルです。以前は商業施設ジョイフルシティに併設されていたバスターミナルでしたが、ジョイフルシティの閉店に伴い、2009年10月1日からはジョイフルシティに隣接する"ねむのき公園"付近にターミナルを移転をして営業が始まりました。
左側のジョイフルシティ側がバスおりば、右側の"ねむのき公園"側がバスのりばとなっています。のりばは2バースあります。
大曲バスターミナルにバスが到着しました。
2009年10月から使用を開始した大曲バスターミナルの建物です。"ねむのき公園"側にあります。
中に入ってみます。待合所と有人の窓口がありました。
私が訪れた時は営業時間前でしたが、羽後交通観光の旅行センターが併設されています。
羽後交通大曲管内の運行系統図。
2008年10月に閉店した商業施設ジョイフルシティ。大曲で古くから親しまれてきた老舗デパートでした。
白く塗られた「バスのりば」の文字…。
かつてのバスのりばです。
バスの乗車口です。ガードレールが切れていて、ここからバスに乗車します。雪国だけに風雪を防ぐガラスがあるのが特徴です。(敷地外から撮影)
かつてのバス待合所と羽後交通観光の店舗。(敷地外から撮影)
車社会の到来によって、中心市街地にある商業施設は郊外の大型ショッピングセンターや専門店に客を奪われ、古くからの駅前が空洞化してしまうドーナツ化現象が全国的に広がりました。大曲も例外ではありません。
今、大曲バスターミナル一帯は再開発が行われています。ジョイフルシティの跡地は総合病院が移転新築し、近隣も含めて商業施設や行政施設を建設、バスターミナルも新たに整備されます。医療、福祉、健康、交通等の施設を一体となって整備し、市街地の利便性を高める事が目的で、整備方針には「自動車に過度に依存せず、歩いて暮らせるまちづくりを実現」という言葉が入りました。 総合病院を核に中心市街地復権に向けて動き出した大曲バスターミナルです。
<撮影2010年9月>