突然ですが、旅行で東北へ行ってきました。滞在先の一つ、山形では山形駅近くのホテルを予約して夜は高速バスの撮影をする事に。
2014年9月現在、山形駅(山交ターミナル含む)〜東京間を結ぶ夜行高速バスは、ツアーから乗合移行した事業者が4路線、もともと運行していた事業者が3路線の計7路線あります。その全てを撮影したのですが、感じた事がひとつ。
もしかして、既存の事業者よりも、ツアーから乗合移行した事業者の方が乗客が多い?
私が訪れた日は9月の月曜日。混雑するような日ではないと思います。しかし、1年前にツアーから乗合移行したバスの停留所には行列が出来ていて、歴史ある事業者の停留所には乗客が数人という場面を見かけました。もちろん、7路線全て到着から発車まで見た訳ではありませんし、たまたまこの日がこういう結果になったのかもしれません。ひょっとしたら、歴史ある事業者は山形駅(山交ターミナル)以外の停留所で乗車が多いのかもしれません。
この場面だけで「ツアー移行組の方が乗客が多い」と結論付けるのには早計ですが、衝撃を受けたのも事実です。
いわゆる既存組の乗客を移行組が奪ったのか? それとも移行組が新しい需要を掘り起こしたのか? その両方か?
乗客が少ない日は、言い換えればバスの選択肢が多い日です。この日の乗客は、3列だったり4列だったり、東京側の停留所の場所も、サービスも、価格も、多様な7路線の夜行バスから、どうしてそのバスを選択した(もしくは選択しなかった)のでしょうか。
ところで、話はかわりますが、今回の旅行では滞在先のホテルでTVを見るようにしていました。その理由は、関東では放映されていないウィラーのTVCMを見たかったからです。CM自体は関東にいてもインターネットで見る事は可能なのですが、少しでも現地の方々と同じように、何気なくTV番組から流れてくるCMを感じてみたかったからです。残念ながらチェックアウトまでにウィラーのTVCMを見る事は出来なかったのですが(最後はCMが流れている局を探してリモコン押しまくってました。もう何気なくじゃないですね(^^ゞ)、知名度の向上にどれだけの効果を上げているのか興味があります。調べてみると、高速バスを題材にしたTVCMというのはウィラーだけではなく、北海道の高速バス13社の「楽得バス13」とか、伊予鉄道、九州の高速バス14社の「@バスで(あっとバスで)」などもあるようですね。
関東からの目線では見えないものもあるな・・・と思った今回の東北旅行でした。