岩手県陸前高田市にある、JR東日本の陸前矢作駅です。2015年3月現在、2011年3月に発生した東日本大震災による被害により、JR大船渡線は気仙沼駅~盛駅間で運転を見合わせています。大船渡線の運転見合わせ区間では2013年3月2日からBRTによる仮復旧が行われました。その後、4月26日から現在の陸前矢作駅が完成し、供用を開始しています。
まずは降車ホーム。バスは乗客を降ろすと乗車ホームへと移動します。
こちらが乗車ホームです。
ホームの中央にあるのはお手洗い。
ベンチ設置の待合室もあります。
バスロケーションシステムによる運行情報モニター。
運賃表。
BRT化により、大船渡線の鹿折唐桑駅~陸前高田間の運行は、線路に沿わず、国道45号線経由に変更となりました。そのため、震災以前には中間駅だった陸前矢作駅は終着駅となっています。
2015年3月14日改正の時刻表。陸前矢作駅からは陸前高田駅・盛駅方向しか運行されていないので、気仙沼駅方面へは陸前高田駅で乗り換える必要があります。
東日本大震災の津波では浸水しなかった陸前矢作駅ですが、避難経路を示した案内もありました。
乗車ホームで待機するバス。
陸前矢作駅の駅名標。
陸前矢作駅の前には列車の走っていない大船渡線の線路があります。
震災以前の陸前矢作駅です。BRT化された陸前矢作駅とは約1km離れた場所にあります。
赤錆びたレールの上を再び列車が走る日は何時になるのでしょうか。
<撮影2015年3月>