2014年9月に長野市内~東京都内を運行する高速バスは、各社合わせて毎日30往復という記事を書きました。その後、2014年12月12日から昌栄高速運輸が長野~新宿間で高速バス「どっとこむライナー」の運行を2往復開始し、毎日32往復。年をまたいで2015年1月6日からはトラビスジャパンが長野駅東急シェルシュ前に乗り入れる直行便を1往復増便し、毎日33往復となりました。そして4月30日からは「どっとこむライナー」が東京駅鍛冶橋駐車場に延伸、更に1往復が増便される事で毎日34往復になる予定です。
運行本数だけではなく、各社座席サービスの向上にも力を入れていて、西武バスが3月1日から1往復を4列シートから独立3列シートに変更。4月30日からは昌栄高速運輸の「どっとこむライナー」でも独立3列シート便を1往復投入します。(これまでも独立3列を充当した事はありましたが)
運賃面でもキャンペーンが各社で行われています。条件が付くものの2015年4月現在の平日は「1500円」をよく見かけます。
激しい競争になっていますが、裏を返すと長野市内~東京都内の高速バスは、まだまだ成長期にあると読む事が出来ます。東京都内側から、どれだけ高速バスの利用者を掘り起こせるのか。そして各社どこまでシェアを確保できるのか。更に安定期はどこで訪れるのか。気になるところです。