・11月1日小田急箱根高速バスのダイヤ改正をまとめてみました

小田急箱根高速バスのＨＰや、予約システム「高速バスネット」で検索した結果をもとに、１１月１日に行われる小田急箱根高速バスのダイヤ改正を、１０月３日現在、発表されている情報で、私なりにまとめてみました。

１、バスタ新宿～御殿場プレミアム・アウトレット間の路線バスを運行開始

これまで、上り方向に１便だけ存在した、バスタ新宿～御殿場プレミアム・アウトレット間の高速バスですが、１１月１日以降は、下り２便、上り３便の体制となります。同時に、停車停留所に東名御殿場が追加されました。

２、箱根線　便数、区間、種別、時刻の一部変更

バスタ新宿～御殿場プレミアム・アウトレット間の路線バス運行開始に伴い、旧来の箱根線から２往復分のバスタ新宿発着枠が振替えられたため、箱根線は２往復が減少しています。但し、前述した路線が東名御殿場に停車するようになるので、バスタ新宿～東名御殿場間を利用する場合は、運行便数は変わっていません。また、御殿場駅を起終点とする便が増える事から、箱根桃源台では４往復の減少。種別では、２往復が「特急」から「超特急」に格上げされ、新たにバスタ新宿を午前中に発車する「超特急」が登場しています。

３、箱根線　仙石エリアでの経路一部変更

箱根線の仙石エリアでは、箱根仙石案内所を経由するルートと、箱根ガラスの森を経由するルートの２種類（例えるなら、右ルート、左ルートみたいな感じ）ありましたが、全ての便が、箱根仙石案内所を経由するようになります。しかし、箱根ガラスの森方面に行かなくなるのではなく、一部の便は、箱根仙石案内所を経由し、かつ、箱根ガラスの森まで往復してくるようです。（時刻から判断）

・・・最後に、今回のダイヤ改正は、箱根線で拠点となるターミナルでの発車３０分間隔が崩れたり、種別の格上げ、経路の変更と、思った以上の大きな変化でした。特に、新宿と御殿場プレミアム・アウトレットとを結ぶ路線の増便や、速達化などからわかるように、「御殿場エリア」での交通アクセスの拡充が行われています。