2016年2月に乗車した「STAR EXPRESS」の乗車記です。
WILLER EXPRESS東海(委託) 帝産観光バス(受託)
「STAR EXPRESS」
名古屋南ささしまライブ 12時40分発
今回は、WILLER EXPRESS東海が帝産観光バスに委託する「STAR EXPRESS」に乗車して、名古屋から新宿へと向かいます。
乗車地は、名古屋南ささしまライブです。地上スタッフの方に受付を済ませ、車内へと進みました。
指定された座席は04Eです。帝産観光バスの座席番号は1から順に進めていくタイプなので、WILLER仕様に合わせた座席番号のテプラが網棚に貼られていました。帝産読みだと、私の席は16番になります。
発車を待っていると、受付を済ませた乗客が続々と席を埋めていきます。数えると29人。火曜日の12時40分発という便設定に、過去の経験から空席だらけだと予想していたので驚きました。利用客層を見ると、男女比は少し女性が多いくらい。男性は全員が単独乗車で年齢層が高い傾向です。50代とみられる白髪の男性もいればスーツ姿の方もみられます。対して女性は、年齢層が幅広く、グループの利用者もみられました。
バスは定刻通りに発車。運転手さんの放送によると、この便は帝産観光バスの名古屋支店が担当。途中の赤塚PA、清水PA、海老名SAで休憩予定との事です。
名古屋を発車してから約1時間。東名高速道路の赤塚PAで、最初の20分間休憩です。
私が乗車した2016年2月当時、この便は「STAR EXPRESS」で唯一の定期便です。
1号車がピンク色の「WILLER EXPRESS」で、2号車に傭車として付くのが「STAR EXPRESS」のよくあるケース。ところが、この便は珍しく「STAR EXPRESS」だけの単独運行。行き先サボにも1号車の文字が入りました。
乗降口付近には受委託表示がありました。
バリアフリーに対応する「耳マーク」や、「物品の持込制限」に関する事項、「禁止行為に関する事項」なども記載しています。貸切バスを乗合バスに使用するための処置と思われます。
スタンダード便でも、ちゃんとブランケットが付くのは嬉しいところです。
さてさて、赤塚PAを発車したバスは、三ケ日JCTを経由して新東名高速道路へ。
赤塚PAで購入した三ケ日みかんを食べていたら、子供の頃に参加した、地元商店街の日帰りバス旅行のような気分になってきました。毎年のように親に連れていってもらったので、帝産観光バスにもお世話になったと思います。大人にはビールとおつまみ。子供にはお菓子やみかんが配られていたのを覚えています。
大人になった今、再び観光バス車両の車内で みかんを食べる日が来るとは(^^)
15時30分。清水PAで2回目の休憩です。20分ほど休んで再び出発しました。
富士宮付近を走行中、車内からスマホのシャッター音が聞こえました。すると別の場所からもカシャ♪
何事かと思うと、車窓からは富士山が見えました。雲がかかっているのが残念ですが、私も便乗してカシャ♪他の席からもカシャ♪
皆さん、それぞれのSNSに投稿しているのでしょうね。今日の乗客は息が合うようです。せっかくの観光バス車両なのですから、乗客対抗のカラオケ大会でも・・・なんて冗談が浮かんできたり。
子供の頃に参加した商店街の日帰りバス旅行でも、当然のようにカラオケ大会が繰り広げられていました。主に演歌でしたが、通信もない時代に、どのようなカラオケシステムがバスに搭載されていたのでしょう。8トラでしょうか?映像もあった記憶があるのでLDだったのかもしれません。
17時15分。薄暗くなり始めた海老名SAで最後の休憩です。新宿まで先が見えてきました。
発車後は、渋滞の名所「大和トンネル」に差し掛かるも流れはスムーズです。渋滞と言えば、商店街の日帰り旅行が開催されるのは主に日曜日でした。帰り道は間違いなく渋滞にハマります。そんな時はガイドさんが映画を放映してくれます。寅さんとか、浜ちゃんが多かったと思います。男性陣は「ヒロインは〇〇がいい」「いやいや、〇〇でしょ」なんて盛り上がっていました。子供心には「サザエさん」が見たかったのですが(笑)
そんなこんなで終点、高速バス西新宿(新宿西口)に到着しました。
名古屋と新宿を結ぶ「高速バスの乗車記」をお届けするハズが、気が付けば「貸切バスの思い出を語る乗車記」に変わってしまいましたが、老舗貸切バス事業者に乗車して、乗合バス事業者とは一風違う雰囲気を味わえた旅となりました。たまにはこういう道中もいいものですね。
<撮影2016年2月>
※今回の乗車記は2016年に書きかけて筆(キーボード?)が止まっていたものを加筆してアップしました。
WILLER EXPRESS東海(委託) 帝産観光バス(受託)
「STAR EXPRESS」
名古屋南ささしまライブ 12時40分発
今回は、WILLER EXPRESS東海が帝産観光バスに委託する「STAR EXPRESS」に乗車して、名古屋から新宿へと向かいます。
乗車地は、名古屋南ささしまライブです。地上スタッフの方に受付を済ませ、車内へと進みました。
指定された座席は04Eです。帝産観光バスの座席番号は1から順に進めていくタイプなので、WILLER仕様に合わせた座席番号のテプラが網棚に貼られていました。帝産読みだと、私の席は16番になります。
発車を待っていると、受付を済ませた乗客が続々と席を埋めていきます。数えると29人。火曜日の12時40分発という便設定に、過去の経験から空席だらけだと予想していたので驚きました。利用客層を見ると、男女比は少し女性が多いくらい。男性は全員が単独乗車で年齢層が高い傾向です。50代とみられる白髪の男性もいればスーツ姿の方もみられます。対して女性は、年齢層が幅広く、グループの利用者もみられました。
バスは定刻通りに発車。運転手さんの放送によると、この便は帝産観光バスの名古屋支店が担当。途中の赤塚PA、清水PA、海老名SAで休憩予定との事です。
名古屋を発車してから約1時間。東名高速道路の赤塚PAで、最初の20分間休憩です。
私が乗車した2016年2月当時、この便は「STAR EXPRESS」で唯一の定期便です。
1号車がピンク色の「WILLER EXPRESS」で、2号車に傭車として付くのが「STAR EXPRESS」のよくあるケース。ところが、この便は珍しく「STAR EXPRESS」だけの単独運行。行き先サボにも1号車の文字が入りました。
乗降口付近には受委託表示がありました。
バリアフリーに対応する「耳マーク」や、「物品の持込制限」に関する事項、「禁止行為に関する事項」なども記載しています。貸切バスを乗合バスに使用するための処置と思われます。
スタンダード便でも、ちゃんとブランケットが付くのは嬉しいところです。
さてさて、赤塚PAを発車したバスは、三ケ日JCTを経由して新東名高速道路へ。
赤塚PAで購入した三ケ日みかんを食べていたら、子供の頃に参加した、地元商店街の日帰りバス旅行のような気分になってきました。毎年のように親に連れていってもらったので、帝産観光バスにもお世話になったと思います。大人にはビールとおつまみ。子供にはお菓子やみかんが配られていたのを覚えています。
大人になった今、再び観光バス車両の車内で みかんを食べる日が来るとは(^^)
15時30分。清水PAで2回目の休憩です。20分ほど休んで再び出発しました。
富士宮付近を走行中、車内からスマホのシャッター音が聞こえました。すると別の場所からもカシャ♪
何事かと思うと、車窓からは富士山が見えました。雲がかかっているのが残念ですが、私も便乗してカシャ♪他の席からもカシャ♪
皆さん、それぞれのSNSに投稿しているのでしょうね。今日の乗客は息が合うようです。せっかくの観光バス車両なのですから、乗客対抗のカラオケ大会でも・・・なんて冗談が浮かんできたり。
子供の頃に参加した商店街の日帰りバス旅行でも、当然のようにカラオケ大会が繰り広げられていました。主に演歌でしたが、通信もない時代に、どのようなカラオケシステムがバスに搭載されていたのでしょう。8トラでしょうか?映像もあった記憶があるのでLDだったのかもしれません。
17時15分。薄暗くなり始めた海老名SAで最後の休憩です。新宿まで先が見えてきました。
発車後は、渋滞の名所「大和トンネル」に差し掛かるも流れはスムーズです。渋滞と言えば、商店街の日帰り旅行が開催されるのは主に日曜日でした。帰り道は間違いなく渋滞にハマります。そんな時はガイドさんが映画を放映してくれます。寅さんとか、浜ちゃんが多かったと思います。男性陣は「ヒロインは〇〇がいい」「いやいや、〇〇でしょ」なんて盛り上がっていました。子供心には「サザエさん」が見たかったのですが(笑)
そんなこんなで終点、高速バス西新宿(新宿西口)に到着しました。
名古屋と新宿を結ぶ「高速バスの乗車記」をお届けするハズが、気が付けば「貸切バスの思い出を語る乗車記」に変わってしまいましたが、老舗貸切バス事業者に乗車して、乗合バス事業者とは一風違う雰囲気を味わえた旅となりました。たまにはこういう道中もいいものですね。
<撮影2016年2月>
※今回の乗車記は2016年に書きかけて筆(キーボード?)が止まっていたものを加筆してアップしました。