・最近の高速バスNEWSから

最近の高速バスのニュースから気になったものを紹介します。

ジェイアール四国バス「なんごくエクスプレス号」青春１８きっぷ呈示で割引

高知～松山間を結ぶ、ジェイアール四国バスの高速バス「なんごくエクスプレス号」が、ＪＲ鉄道各社が発売する「青春１８きっぷ」を呈示する事によって割引になります。期間は２０２１年の春季・夏季・冬季で、通常は片道大人３７００円（高知駅ＢＴ～ＪＲ松山駅間の場合）のところ、割引適用で１０００円。但し、ジェイアール四国バスの各バスプラザ、及び支店窓口のみの発売となり、車内やＷＥＢ等では発売しません。また条件がいくつかあり、「青春１８きっぷ」１枚につき１名のみ、「青春１８きっぷ」未使用や、５回目の日にちが過ぎたものには適用されません（詳細はジェイアール四国バスＨPを確認を）

最近では、西日本ジェイアールバスが「青春１８きっぷ」シーズンに「アオハル！つながるバス旅きっぷ」キャンペーンを実施しており、「青春１８きっぷ」の呈示により一般路線の名金線（金沢駅～城端線／福光駅間）、若江線（小浜線／小浜駅～湖西線／近江今津駅間）、園福線（山陰本線／園部駅～福知山駅間）の各路線が、始発停留所から終着停留所まで通しで乗車する場合に８００円で利用する事が出来ます。

鉄道の駅と駅を結ぶ「一般路線バス」や「高速バス」を「青春１８きっぷ」利用者が割引で利用出来る事で、旅の選択肢や回遊性が広がると同時に、バス事業者の利用者数向上にも繋がるかもしれません。西日本ジェイアールバス、ジェイアール四国バスと続いた事で、この流れが発展していくのか気になるところです。

弘南バス「津輕号」弘前バスターミナルを経由へ

東京駅・バスタ新宿～青森駅・青森フェリーターミナル間を結ぶ、弘南バスの「津輕号」が、新たに弘前バスターミナルに乗り入れる事になりました。２０２１年４月６日現在、「津輕号」は運休中ですが、２０２１年ＧＷ期の運行計画が発表され、このタイミングから弘前バスターミナルの発着が始まります。

現在、「ノクターン号」（横浜・品川～弘前・五所川原間）の運休が継続しているため、弘前～首都圏間を弘南バスで利用するには「パンダ号」の４列シート便しか選択肢はありませんが、２０２１年ＧＷ期には弘前バスターミナル経由の「津輕号」（３列シート）が運行されるため、以前のように３列シート便と４列シート便とを使い分ける事が出来るようになりました。