ここは、東京・晴海の「環二通り」。
東京都心と、臨海部(勝どき・晴海・豊洲・有明)とを、南北に結ぶ、新しい道路です。
近年は、沿線の開発や、選手村跡地「晴海FLAG」の街びらきを控え、これからバス路線の発展が期待されています。
実は、以前から気になっていた事があります。
この、「環二通り」上に「晴海停留所」を作るとしたら、どこになるのだろう・・・
交差点より、勝どき方向(北側)は、すぐに運河を越える高架ですし、、、
豊洲方向(南側)も、すぐに運河を越える高架です。
高架に挟まれた晴海では、停留所を設けられそうな場所が、現状どこにも見当たらないのです。
もしや、交差点を曲がり、晴海エリアに進入して、建設中のターミナルに寄って、再び「環二通り」へ戻ってくるのでしょうか。でも、それだと時間がかかってしまいそうです。それとも、「環二通り」を南北に走行するバス路線は、晴海を通過するのでしょうか。
その疑問の答えになりそうなものは、「道路工事」の看板にありました。
上の図では、右側の交差点を上下に走るのが「環二通り」です。
交差点を曲がり、晴海エリアに進入。数百メートル走行すると、、、
なんと、転回レーンがありました。しかも、停留所の奥側です。
これならば、ターミナルまで行かなくても、転回して、停車扱いをしてから「環二通り」に戻る事が可能です。
もちろん、路線の自由度が高いのがバスの長所なので、晴海を通過する系統があってもいいですし、ターミナルに寄って、再び戻ってくる系統があってもいいと思います。実際にどのような系統が設定されるかはわかりませんが、選択肢の一つとして、すぐに転回出来る系統も可能だと解ったのは収穫でした。
ちなみに、環二通りを南北に走るバスで、晴海を通過する路線は、既に存在します。
JRバス関東の「東京駅〜東京港フェリーターミナル線」がそれです。ただ、こちらは晴海だけではなく、勝どきも、豊洲も、停車しません。「環二通り」を使ったノンストップの系統です。