2022年12月18日、東京都心と臨海部を結ぶ都市計画道路「環状2号線(通称:環2通り)」の「築地虎ノ門トンネル」が全線開通しました。
変わる景色に、変わる車の流れ。今回は、開通したトンネルの築地側で、バスの動きを見てみました。
側道から「環2通り」に入る、京成バス「TOKYO BRT」。
今は、まだ地上の旧ルートを走行していますが、いずれはトンネル経由になります。新ルート移行後は、2つの信号交差点をショートカット出来るので、所要時間の短縮が図られる事でしょう。
側道から「環2通り」に入る、京王バス。
水素充填の為の回送で、豊洲へ向かいます。
側道から「環2通り」に入る、JRバス関東。
東京駅~東京港フェリーターミナル間を結びます。経路から考えて、今後もトンネル区間の走行はないものと思われます。
側道から合流したバスは、この急勾配を上りながら「第二走行帯」へ車線変更。
次の分岐までは数百メートルしかなく、走行の難所かもしれません。しかも、この「第二通行帯」に車線変更するタイミングで、バスに追い越しをかける一般車がいたりして、見ていて驚いてしまいました。
なお、トンネル移行後の「TOKYO BRT」は、勝どきへの側道を進むため、逆に「第二通行帯」→「第一通行帯」となる予定です。
今回見た限りでは、現状で開業したトンネル区間を走行する路線バスはありませんでした。
ただ、気になる路線が一つあって、遠鉄バス「e-LineR」が、虎ノ門ヒルズ~国際展示場前間を走行しているので、もしかしたら地下トンネルを経由しているかもしれません。早朝、深夜だけに確認しづらいところですが・・・