Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
岡山県岡山市、JR岡山駅の西口に位置する「岡山駅西口」です。
岡山桃太郎空港リムジンバス、関西国際空港リムジンバス、都市間高速バス、定期観光バス、一般路線バス、貸切バス等が発着します。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
岡山駅西口バスタ―ミナル。
この図からもわかるように、JR岡山駅、東西連絡通路の西側に、線路と平行して、島形状のバスターミナルが設けられています。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
島の外側は、バスの待機スペース。
内側が、バスの乗降スペースです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
島の中央には、きっぷうりば・待合室を設置。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
表札は「岡山駅西口 バスセンター」と表記していました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
待合室の様子。
ガラス張りで開放感のある待合室です。木製の椅子が並んでいました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
きっぷうりば。
各事業者別の窓口配置となっています。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
中国JRバス、両備バス、下電バス、岡電バスの計7窓口を有します。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
室内の一角には、トイレ(バリアフリー含む)がありました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
ここからは、発着するバスの様子を紹介します。
21番のりばに停車する、岡山電気軌道の岡山桃太郎空港行き。
いわゆる水戸岡デザインのバスです。(水戸岡鋭治さんは岡山県の出身)
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
岡山電気軌道の空港リムジンバスには「チャギントン」のラッピングバスも入ります。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
こちらは、中鉄バスの岡山桃太郎空港行き。
岡山駅と岡山桃太郎空港を結ぶ空港リムジンバスは、岡山電気軌道と中鉄バスの2社運行です。
かつては、競合関係にあった時代もありましたが、現在は共同運行が行われています。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
24番のりばに停車する、両備バス「岡山エクスプレス津山号」津山駅行き。
一般道を走行して、岡山地区と津山地区とを結びます。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
26番のりばに停車する、広交観光「サンサンライナー」広島バスセンター行き。
外側から入線中のバスは、中国JRバス「吉備エクスプレス大阪号」大阪駅JR高速バスターミナル行きです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
とさでん交通「龍馬エクスプレス」が高知駅から到着しました。
岡山と四国とを結ぶ高速バスは、高知、松山、徳島の3都市間が存在します。
高松はJR線「快速マリンライナー」の利便性が極めて高く、現在は高速バスの設定はありません。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
22番のりばに停車する、岡山電気軌道の一般路線バス。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
夜行バスの発着タイム。
27番のりばに停車する、下津井電鉄「ルミナス・マスカット」新宿駅行き。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
早朝の夜行バス到着タイム。
TDL・東京から到着した、両備バス「ままかりライナー」と、博多・小倉から到着した、西日本鉄道「ペガサス号」が並びました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
27~29番のりばは、貸切バスの乗降スペースとしても使われます。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
バスターミナルと岡山駅東西連絡通路を繋ぐ階段。
エスカレーター、エレベーターも完備しています。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
階段を上がると、JR岡山駅、東西連絡通路が見えます。
この通路を使う事で、JR改札口や、東口側への移動が便利な構造になっています。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
岡山駅は、各都市を結ぶ高速バスが集まりますが、それは鉄道も同様です。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
東海道・山陽・九州新幹線をはじめ、瀬戸大橋を渡って四国4県、山陰へは米子・松江・出雲、鳥取と、都市間ネットワークが豊富な一大拠点。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
バスターミナルも、駅も、旅情に溢れ、見ているだけで楽しい場所です。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
西口バスターミナル周辺に戻りました。
飲料の自動販売機コーナー。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
コインロッカー。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
岡山市コミュニティサイクル。
「ももちゃり」
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
ウォーターステーション。
岡山市水道局の水道水が飲めます。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
駅近に何店かコンビニも。
このように、バスターミナル周辺には、バス旅に役立ちそうな施設・設備がたくさんありました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.![]()
最後に、岡山駅西口バスターミナルが作られた「岡山駅西口交通広場整備事業」について紹介します。
かつての岡山駅は、東口と西口を繋ぐ動線が狭い地下道しかなく、かつ東口のバスターミナルは満杯状態でした。対して西口は、建物の密集、人口の減少や街の空洞化といった状態で、両地区は、JR岡山駅を挟んで様々な課題を抱えていました。そこでJR岡山駅の橋上駅舎化、東西連絡通路の新設、西口の交通広場拡張、バスターミナルの設置、商業施設の開発等が行われる「岡山駅西口広場整備事業」が始まります。ただし、この事業は、鉄道用地の一部を流用する必要があり、JR岡山駅は在来線ホームの数を減少させて用地を確保。列車の発着する線路の整理を行う、一大プロジェクトとなりました。
2003年(H15)に事業化し、2010年(H22)に事業完了。バスターミナルが開業し、都市間高速バスや、岡山空港リムジンバス等が、東口から移ってきました。岡山空港や、高速バスが利用する山陽自動車道の岡山インターチェンジへは、東口よりも西口の方が近い事から、この移転は、バスの所用時間短縮にも繋がりました。反面、旧来からの賑わいをみせる岡山駅東口や、繁華街である表町(天満屋BC)から、空港リムジンバスや都市間高速バスが姿を消す(残っている路線もあります)デメリットもありました。
とは言え、東口時代の都市間高速バスは、路線によって停留所が、ドレミの街前だったり、ワシントンホテル前だったりと、わかりやすさには難がありました。西口移転後は統一され、わかりやすくなると同時にJR改札口が近くなり、交通結節点としての機能がより拡充されています。
<撮影2021年12月・2022年8月>
※掲載した一部の画像は、宿泊先の窓から撮りました。
Clik here to view.

岡山県岡山市、JR岡山駅の西口に位置する「岡山駅西口」です。
岡山桃太郎空港リムジンバス、関西国際空港リムジンバス、都市間高速バス、定期観光バス、一般路線バス、貸切バス等が発着します。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

岡山駅西口バスタ―ミナル。
この図からもわかるように、JR岡山駅、東西連絡通路の西側に、線路と平行して、島形状のバスターミナルが設けられています。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

島の外側は、バスの待機スペース。
内側が、バスの乗降スペースです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

島の中央には、きっぷうりば・待合室を設置。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

表札は「岡山駅西口 バスセンター」と表記していました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

待合室の様子。
ガラス張りで開放感のある待合室です。木製の椅子が並んでいました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

きっぷうりば。
各事業者別の窓口配置となっています。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

中国JRバス、両備バス、下電バス、岡電バスの計7窓口を有します。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

室内の一角には、トイレ(バリアフリー含む)がありました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

ここからは、発着するバスの様子を紹介します。
21番のりばに停車する、岡山電気軌道の岡山桃太郎空港行き。
いわゆる水戸岡デザインのバスです。(水戸岡鋭治さんは岡山県の出身)
Image may be NSFW.
Clik here to view.

岡山電気軌道の空港リムジンバスには「チャギントン」のラッピングバスも入ります。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

こちらは、中鉄バスの岡山桃太郎空港行き。
岡山駅と岡山桃太郎空港を結ぶ空港リムジンバスは、岡山電気軌道と中鉄バスの2社運行です。
かつては、競合関係にあった時代もありましたが、現在は共同運行が行われています。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

24番のりばに停車する、両備バス「岡山エクスプレス津山号」津山駅行き。
一般道を走行して、岡山地区と津山地区とを結びます。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

26番のりばに停車する、広交観光「サンサンライナー」広島バスセンター行き。
外側から入線中のバスは、中国JRバス「吉備エクスプレス大阪号」大阪駅JR高速バスターミナル行きです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

とさでん交通「龍馬エクスプレス」が高知駅から到着しました。
岡山と四国とを結ぶ高速バスは、高知、松山、徳島の3都市間が存在します。
高松はJR線「快速マリンライナー」の利便性が極めて高く、現在は高速バスの設定はありません。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

22番のりばに停車する、岡山電気軌道の一般路線バス。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

夜行バスの発着タイム。
27番のりばに停車する、下津井電鉄「ルミナス・マスカット」新宿駅行き。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

早朝の夜行バス到着タイム。
TDL・東京から到着した、両備バス「ままかりライナー」と、博多・小倉から到着した、西日本鉄道「ペガサス号」が並びました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

27~29番のりばは、貸切バスの乗降スペースとしても使われます。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

バスターミナルと岡山駅東西連絡通路を繋ぐ階段。
エスカレーター、エレベーターも完備しています。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

階段を上がると、JR岡山駅、東西連絡通路が見えます。
この通路を使う事で、JR改札口や、東口側への移動が便利な構造になっています。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

岡山駅は、各都市を結ぶ高速バスが集まりますが、それは鉄道も同様です。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

東海道・山陽・九州新幹線をはじめ、瀬戸大橋を渡って四国4県、山陰へは米子・松江・出雲、鳥取と、都市間ネットワークが豊富な一大拠点。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

バスターミナルも、駅も、旅情に溢れ、見ているだけで楽しい場所です。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

西口バスターミナル周辺に戻りました。
飲料の自動販売機コーナー。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

コインロッカー。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

岡山市コミュニティサイクル。
「ももちゃり」
Image may be NSFW.
Clik here to view.

ウォーターステーション。
岡山市水道局の水道水が飲めます。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

駅近に何店かコンビニも。
このように、バスターミナル周辺には、バス旅に役立ちそうな施設・設備がたくさんありました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

最後に、岡山駅西口バスターミナルが作られた「岡山駅西口交通広場整備事業」について紹介します。
かつての岡山駅は、東口と西口を繋ぐ動線が狭い地下道しかなく、かつ東口のバスターミナルは満杯状態でした。対して西口は、建物の密集、人口の減少や街の空洞化といった状態で、両地区は、JR岡山駅を挟んで様々な課題を抱えていました。そこでJR岡山駅の橋上駅舎化、東西連絡通路の新設、西口の交通広場拡張、バスターミナルの設置、商業施設の開発等が行われる「岡山駅西口広場整備事業」が始まります。ただし、この事業は、鉄道用地の一部を流用する必要があり、JR岡山駅は在来線ホームの数を減少させて用地を確保。列車の発着する線路の整理を行う、一大プロジェクトとなりました。
2003年(H15)に事業化し、2010年(H22)に事業完了。バスターミナルが開業し、都市間高速バスや、岡山空港リムジンバス等が、東口から移ってきました。岡山空港や、高速バスが利用する山陽自動車道の岡山インターチェンジへは、東口よりも西口の方が近い事から、この移転は、バスの所用時間短縮にも繋がりました。反面、旧来からの賑わいをみせる岡山駅東口や、繁華街である表町(天満屋BC)から、空港リムジンバスや都市間高速バスが姿を消す(残っている路線もあります)デメリットもありました。
とは言え、東口時代の都市間高速バスは、路線によって停留所が、ドレミの街前だったり、ワシントンホテル前だったりと、わかりやすさには難がありました。西口移転後は統一され、わかりやすくなると同時にJR改札口が近くなり、交通結節点としての機能がより拡充されています。
<撮影2021年12月・2022年8月>
※掲載した一部の画像は、宿泊先の窓から撮りました。